2023年7月21日 更新

階段の安全対策!転落・落下事故を予防するために行うべきこととは?

高齢者やお子さんと一緒に暮らしている家庭では、ケガや病気の心配が日々絶えないことと思います。安全だと思っている家庭内でもいつ事故が起こるかわかりません。家庭内の事故で起こりやすいのは転落・落下事故だといわれており、思い当たる方もいるのではないでしょうか。

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滑り止め

滑って踏み外してしまうことが原因で起こる階段での事故は、滑り止めで安全対策することで予防できます。

滑り止めには、コーナータイプや、テープタイプやマットタイプなどさまざまな種類があります。階段の形状やコスパ、取り付け方など、それぞれ特徴が異なるため、階段や予算に合わせて選ぶと良いでしょう。

手すり

高齢者や子どもの転落事故は、手すりを設置すれば大幅に減少します。手すりを掴みながら昇降すれば、つまづいた場合や滑った場合でも転落を防ぐことができるためです。

しかし、手すりを設置する場合には、高さに気をつけてください。手すりが高すぎると重心が後ろになり安定感が失われ、低すぎると手すりを掴み損ねて転倒するリスクがあります。また、階段での転落は、降りているときに起こることが多いため、安全対策で手すりを付ける際には階段を降りるときに利き手で掴める場所に付けましょう。

階段ネット

階段ネットとは、吹き抜けの階段に施す安全対策です。吹き抜けの階段には壁がなく、手すりの隙間から落下の危険があるため、手すりの隙間にネットを取り付けることで安全対策ができます。

インテリアのアクセントとして設置されていることが多い吹き抜けの階段の景観を崩さないよう、階段ネットもおしゃれなデザインが多くあります。シンプルなものやカラフルなもの、素材にこだわっているものなど、さまざまな階段ネットがあるため、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

照明

階段には普段から十分な明るさがあることが重要ですが、フットライトや人感センサー付き照明があるとより安全度が高まります。夜間でなくても、視力の低下や周りが暗いことにより階段を視認できずに目測を誤ってしまい、階段を踏み外したりということが起こるためです。

おしゃれな間接照明を置いたり、テープライトを階段の踏み面に貼ったりすると、おしゃれで安全な階段になりおすすめです。

ベビーゲート

階段にベビーゲートを使用するのも、子どもやペットが階段に立ち入らないようにするために有効です。

ベビーゲートは階段の形状により設置できるタイプが異なります。しっかり固定できるものを選んで、お子さんやペットが出入りするリスクを軽減しましょう。

まとめ

本記事では、家庭内事故の原因につながる階段の安全対策について解説いたしました。階段の安全対策のポイントは以下の3つです。

・高齢者・子ども・ペットのいる家庭は安全対策が必須
・事故が起こりやすい階段は「勾配が急」「段差が高い」「踏み面が狭い」
・階段の安全対策は目的や階段によって異なる

日々の暮らしを少しでも安心できるものにしたいとお悩みの方はぜひ、本記事を参考に、安全対策をしてみてください。
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この記事のキュレーター

カジスマ編集部 カジスマ編集部