2018年6月12日 更新

それ、もしかしたら子育てうつのサインかも…うつ症状対策法

出産後からなぜか気分が重かったり、行動力がでなかったりという症状に悩まされてはいませんか?子どもに理由もなくイライラしてしまうこともあるでしょう。その症状はもしかしたら子育てうつかもしれません。今回は子育てうつの原因と対処法をご紹介します。

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子育てうつになってしまう原因とうつの症状

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産後や子育て中にうつになってしまうと、イライラしたり、孤独感に襲われたりとさまざまな症状に悩まされてしまいます。そもそもなぜそのような症状が引き起こるのでしょうか?主に、以下3つの原因が挙げられています。

・女性ホルモンの乱れ

自律神経を整えるエストロゲンや、ホルモンバランスを整えるプロゲステンの分泌などが妊娠後に変化してしまうことでホルモンが乱れ、うつを引き起こす。

・心理的要因

母親という新たな役割に対する不安でうつ症状になる。

・完璧主義

几帳面な性格の人や、仕事熱心の人が、物事が思い通りにならないことが原因でうつを引き起こす場合。
女性ホルモンによる原因の他、母親という新たな役割をこなす上で「家事を完璧にやらなきゃ」「良い子に育てなきゃ」など自分で「●●すべき」を作ってしまうことが心理的要因として考えられます。それらのものから受けるプレッシャーによりうつ状態に陥ってしまう人も多いようです。

まずはホルモンバランスを整えましょう

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不安定な心理状態は女性ホルモンの乱れから生じると言われています。そのため、女性ホルモンを整えることも解決の一つです。日々子育ての忙しさから、食べるものの栄養が偏っていたり、ストレスを抱え込んだりしてしまうとホルモンバランスが崩れてしまい、「自然と涙が溢れる」「頭痛」「不眠」「イライラ」などのうつ状態に陥るため、普段からホルモンバランスを整えることが重要です。

女性ホルモンを活性化させ、整えると言われている大豆を日々の生活にとり入れてみましょう。大豆に含まれるイソフラボンという成分が乱れたホルモンバランスを整えてくれます。また時には、一人の時間をとり十分にリラックスすることも必要です。可能であれば子どもを託児所にあずけたり、両親に見てもらったりしながら一人の時間をとりましょう。

一人で抱え込むのはNG。両親や夫のサポートが必要

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ストレスを抱え込まないようにするためには、両親や夫のサポートが必要です。「頑張らなきゃ」と気を張っている状態が続いてしまうとストレスでホルモンバランスが乱れるため、「完璧じゃなくていいんだよ」と自分に言ったり、両親や旦那さんに弱音を言ったりもしながら育児をおこないましょう。外にも出られないほど無気力になっている場合は恥ずかしがらずに周囲の人に頼ることが、子どもにとってもあなたにとっても大切です。

生活の中にリラックスタイムを作りましょう

生活のすべてが育児になってしまうと息つく暇や、他人と関わる時間が作れなくなってしまいます。そうなってしまうと一人で孤独感を深めて考え込む時間が多くなり、うつ状態にも陥りやすくなるため、日常的にリラックスタイムや、友達と会う時間などを作るように心がけましょう。会う気力がないときは電話でもいいので、恥ずかしがらずに他人に頼ることも大切です。
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