2017年8月23日 更新

子供の「イヤイヤ期」乗り越える方法と正しい接し方

「魔の2歳児」という言葉もあるほど、多くのママたちから恐れられているのが子供のイヤイヤ期です。イヤイヤ期に入った子供は、何をするにも「嫌だ嫌だ」と駄々をこね、まったくいうことを聞いてくれません。多くのママがこのイヤイヤ期に直面するとイライラが溜まってしまい、それが子供に伝わると、余計にイヤイヤが増していくという悪循環に陥っていってしまう恐れがあります。そんな状況を避けるためにも、イヤイヤ期を乗り越える正しい方法を身につけていきましょう。

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そもそもどうしてイヤイヤ期になるの?

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子供がイヤイヤ期になると、自分の育て方が間違っているのだろうかと不安になってしまうママは多いかもしれませんが、決してそのようなことはありません。もちろん子供によって個人差はありますが、イヤイヤ期は大抵の子供が通る道なのです。

2歳ごろというのはちょうど自我が芽生え始める時期であり、それまではおとなしくされるがままであったことでも「ああしたい、こうしたい」と考えるようになります。しかし、その気持ちをまだ上手く伝えることができないため、泣き叫んだり暴れたりしてしまうのです。

イヤイヤ期は個人差があるものの、だいたい3~4歳になると落ち着いてきます。いつまでも終わりが見えないと焦ってしまうかもしれませんが、必ずイヤイヤ期の終わりは訪れるため、安心して子育てを続けてください。

イヤイヤ期の子供にしてはいけないこととは?

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イヤイヤ期には必ず終わりが訪れますが、だからといってイヤイヤ期のママの負担が軽減されるわけではありません。思い通りにならないとついついストレスが溜まっていってしまうかもしれませんが、そのストレスを子供にぶつけてしまうのは絶対に避けたいところです。

怒っている理由を明確にしないまま怒鳴ってしまったり、突き放してしまったりするのは子供に悪影響しか与えません。忘れてはいけないのが、イヤイヤ期であっても子供は変わらずママのことが好きであるということです。そのママに拒絶されてしまっては、子供はどうしていいかわからなくなってしまいます。

イヤイヤ期はこうして乗り越えよう!

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イヤイヤ期の子供と付き合っていくうえで、まず大切なのが「共感」です。子供の気持ちに寄り添い「○○が嫌だったね」と共感してあげることで子供の気分も落ち着き、イヤイヤが悪化するのを防ぐことができます。また、ただ頭ごなしに「ダメ」を伝えるのではなく、「こういう理由があるからダメ」「今はこういう状態だからダメ」など、しっかり理由を説明していくことを心がけていきましょう。そうすると、子供のなかでも何が良くて何がダメなのかの区別がつくようになっていきます。

また、イヤイヤ期の子供に接するママも、精神状態をできる限り平静に保っておく必要があるでしょう。ママの精神状態がストレスで不安定になると、それを子供が感じ取ってしまい、同じように心が不安定になってしまう可能性は否定できません。子供が不安定だと感じたら、まずお母さんが自分の精神状態を冷静に見極めてみましょう。もし自分で乱れを感じるのであれば平静心を取り戻すよう、工夫をしてみましょう。

イヤイヤ期には必ず終わりが訪れる

子供のイヤイヤ期はママにとって最初の試練といっても過言ではありません。大事なのは、必要以上に思い悩まないこと。イヤイヤ期には必ず終わりが訪れるのだからと自分に言い聞かせ、広い心で子供に接していきましょう。
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