旦那の白髪も魅力に変わる「グレーヘアカラー」とは

イチロー選手やオバマ前大統領など、白髪が魅力的な40代、50代をよく目にするようになりました。彼らの髪に注目すると、もともとの黒髪に白髪が混じっているだけなのに髪が銀色に近い色に見えていることがわかります。白髪のケアといえば黒染めが一般的ですが、それ以外で白髪をより魅力的に見せる方法があるとしたら、試してみない手はありません。

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白髪が老けて見える理由とは?

同じ白髪でも、おしゃれに見える人と老けて見える人がいます。顔や体型、ファッションとの総合的な印象もありますが、その最大の違いは髪から清潔感を感じられるかどうかです。

白髪が自然であればあまり気になることもありませんが、黒髪に混じって生えた白髪はフケやゴミと誤認してしまうことがあります。髪全体の色が徐々に薄くなるのであれば、悩むこともありませんが、白髪は1本単位で増え続けるもので、その過程を放置しておくわけにもいきません。しかし白髪染めを使うと、もともと色素がない髪に色が入りすぎることで、かつらのような光沢が出てしまい、逆に目立ってしまうのが悩ましいところです。

白髪を色っぽく魅せる「グレーヘアカラー」

白髪がおしゃれに見える人を見ていると、短い髪を立てることで若々しい印象のベースを作り、そこにツヤ感のある整髪料で動きを付けることで「さっぱり」とした髪型に仕上げています。俳優の吉川晃司さんやサッカーの三浦知良選手などの髪がまさにそうで、白髪と言うよりは銀に近い髪に見えて、とてもスタイリッシュです。

白髪が目立つのは嫌だけど、このままの中途半端なスタイルはちょっと……とお悩みの方は、そんなおしゃれ白髪の著名人を見習って、髪をグレーに染めるタイプの白髪染めを使ってみてはいかがでしょうか。美容院や理髪店でオーダーするのも簡単ですが、数年前から市販の白髪染めにもグレーヘアカラーが登場しています。

グレーカラーに自然にシフトするには

今まで白髪を染めたことがないという方が、いきなりヘアカラーに挑戦するのは勇気のいることかもしれません。しかし、白髪の量が多い場合は黒染めよりもグレーカラーのほうが自然に仕上がります。入門として、濃い目のグレーを試してみてはいかがでしょうか。

また、今まで黒染めをしていたけれど、いつ黒染めをやめたらいいかわからなくなったという方にもグレーカラーはおすすめです。すでに黒く染めている髪はグレーには染まらないので、黒髪との境目を目立たなくするために、根元の白髪を濃い目のグレーで染めていきます。グレーが黒髪と馴染んだら、もっと明るめのグレーで根元の白髪を染めることで徐々に自然な髪色に近いグレーにシフトすることができます。

若作りより年相応のおしゃれがトレンド

グレーヘアカラーで年相応の身だしなみに気を配れば、それまで加齢の象徴でしかなかった白髪を、大人の男の色気に変えることができます。白髪染めをより自然な仕上がりにしたいという方も、次回はグレーを試してみてください。