万が一の災害に備えよう!子どもがいる家庭に必須の防災グッズ

地震大国の日本では、いつどこで地震が起こってもおかしくありません。また、台風や洪水などで思わぬ被害を受ける可能性も。そのような災害がいつ起こっても子どもの安全や健康を守れるようにするためには、普段からの備えが不可欠です。今回は、子どもがいる場合に必ず準備しておきたい防災グッズについてご紹介します。

目次

子どもがいるなら防災グッズの準備はマスト!

どんな人も普段から災害に備えた準備をしておく必要がありますが、小さい子どもがいる場合は特に準備を万全にしておきたいもの。災害時には子どもに必要な物資が手に入りにくくなったり、避難所で生活を送ることになる可能性もあります。

そんなときでも親として子どもの安全と健康を守るためには、基本的な防災グッズのほかに子ども用の防災グッズを必ず用意しておく必要があります。準備した防災グッズは、寝室の出入り口や玄関など、避難するときにすぐに持ち出せるような場所に常に置いておきましょう。

避難するときの持ち物は?

避難する際にすぐに持ち出せるよう、以下のような持ち出し用の防災グッズを用意しておきましょう。

▼基本の持ち出し用防災グッズ
・非常食(缶詰、レトルト食品、飴やチョコレートなど)
・飲料水(一人あたり2リットル)
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・予備の電池、バッテリー
・身分証明書のコピー
・現金
・衣類
・タオル
・救急セット、常備薬
・ティッシュ
・生理用品
・マスク

▼子どものための持ち出し用防災グッズ
・抱っこ紐
・防災頭巾やヘルメット
・おむつ、下着
・衣類
・お尻ふき
・ミルク、哺乳瓶
・子ども用の非常食

つい、あれもこれも……と袋に入れたくなりますが、すみやかな避難の妨げとなる可能性があるので大きすぎる荷物はNG。本当に必要なものだけを入れるようにしましょう。

備蓄しておくべきもの

持ち出し用の防災グッズに加えて、以下のようなものを普段から自宅に備蓄しておくと安心です。

・水(一人あたり2リットル×3日分以上)
・食料(パスタ、カップラーメン、缶詰、乾パンなど日持ちするもの)
・水貯蔵タンク(生活用水を溜めるもの)
・カセットコンロ用のガスボンベ

交通が遮断されていなくとも、救援物資が届くのには3日間かかると言われています。水や食料は最低でも3日分は用意しておいた方がよさそうです。なお、備蓄食料や水には消費期限があるため、定期的に期限をチェックし、期限が切れそうなものは消費して新しいものと入れ替えておきましょう。

普段から備えを万全に!

災害時でもなるべく子どもにはストレスなく過ごさせたいもの。緊急時に慌てたり困ったりすることがないよう、今日ご紹介した情報を参考に普段からしっかり災害に備えておきましょう。