2018年3月21日 更新

知っていました?ネコの仕草

今、空前のネコブームです。ネコは超マイペースで、飼い主に対しては世話をしてもらって当たり前のような態度で、報われないな~と思ってしまう方もいるかもしれませんね。そんなネコの仕草に感情を読み取れるものがあるので、それを紹介してみます。

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何を考えているかわからない?!

確かに、イヌに較べたら尻尾を振るというお決まりのパターンもないし、吠えたり唸ったりというアクションも少ない。
でも、ネコにはネコ独特の仕草があって、それを知っておけばネコとのコミュニケーションの役に立つこともあるでしょう
ノドをゴロゴロ鳴らすというのは、知っている方も多いと思いますが、それ以外にも判別しやすいアクションがいくつかあります。

まず、ネコが尻尾を振っていたとしたら、おそらくイヌのようなスピードで振ることは無いと思われますが、それは喜んでいるのではなく何かちょっとした警戒心を感じているときのようです。
多少の緊張もしているので、ギクシャクした歩行になっていることもあるようです。
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じ~っと見つめる

外でネコに出会った時など、じ~っとこちらを見つめて、いわゆるフリーズしたような状態になっているときがあるかと思います。

そんな時、ちょっとこちらが身動きすると、ピュッと逃げてしまうことが多いと思いますが、ネコがフリーズしていると、ついこちらもそれに合わせて動きを止めてしまいます。
これはネコの作戦で、ネコ側はこれで次の瞬間に逃げる猶予を作れるというわけです。
ネコ側に先に逃げる行動を取られたらまず捕まえることは無理でしょう。

そんな時、ネコは目を大きく見開いて目瞬きもせずに、相手の動きを細大漏らさず捉えようとしています。
そうして睨み合い状態を作ることでこちらのアクションを停止させようとしています。
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 ネコが目瞬きするとき

ネコの目は、構造的に人間の目より乾きにくいので、人間ほど目瞬きの回数が多くなくても大丈夫なようで、だからこそ、暗がりで目瞬きもせずにジ~っと目を見開いていられて、ネズミなどの敏捷な生き物を捕まえられもするのです。

ところが、そのネコも目瞬きをすることがあります。
それも、ゆっくりな目瞬きをします。

そのときは、相手に対して好意を示している時です。
ですから、それに気づいたら、ネコに対してこちらもゆっくりの目瞬きを返してあげましょう。
これこそ、ネコに対して意思の疎通が、しかも好意の疎通ができる時です。

だから、フリーズしたようにこちらを見つめているネコに遭遇したりしたときには、このゆっくり目瞬きをして、相手の警戒心を和らげてあげましょう。
仲良しになれるかもしれませんね。
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まとめ

聴覚といえばイヌ、と短絡的に思ってしまいがちですが、実はネコもとても聴覚が優れています。
ネコに呼びかけても知らんぷりをされたりすると、聴こえてないんだな、と思ってしまいそうですが、尻尾がリアクションしていたり、ちょっと先に行ってから振り返ったりと、ちゃんと聴こえています。

そんな風にわれわれは周囲の仲間のことを知っているようで、まだまだ勉強不足です。
この機会にもっと興味を持って自分の周囲を見渡してみましょう。
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この記事のキュレーター

カジスマ編集部 カジスマ編集部