たかが漫画と侮るなかれ!漫画の料理を実際に味わう!

「美味しんぼ」「クッキングパパ」など、料理や食べ物を題材にしたいわゆる「グルメ漫画」は昔から存在しますが、ここ数年は特に注目が集まっており、現在も多くの新しい作品が次々と誕生しています。今回はそんな「グルメ漫画」の魅力に迫ります。

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グルメ漫画がアツい!

今や書店にはさまざまなグルメ漫画がずらりと並んでいます。自分で料理するもの、お店で食べるもの、お取り寄せした食べ物を食べるものなどそのタイプは多種多様。

しかし、人気を集めるどのグルメ漫画にも共通するのが、「登場する食べ物がとにかくおいしそう!」ということ。食欲をそそる絵や効果音に、まるで目の前にその食べ物があるような、自分が主人公になって実際にその食べ物を食べているような気持ちにさせられ、思わずお腹が減ってしまいます。

また、グルメ漫画の中には実在の飲食店をモデルにしたお店が登場したり、レシピを載せているものも。それなら、漫画で楽しむだけではもったいない!実際に食べてみたい!ということで、以下では実在のお店が登場している漫画やレシピが公開されている漫画の一部を紹介します。

孤独のグルメ

「孤独のグルメ」は1994年に第1話が描かれて以来、現在でも不定期に新作が発表されている大人気グルメ漫画。2012年からは松重豊主演でテレビドラマシリーズ化され、現在はシーズン6が放送されています。

内容は主人公・井之頭五郎が仕事の合間に立ち寄った店で食事をする様子を描く、という至ってシンプルなもの。五郎が食事するのは多くの場合大衆食堂で、登場する料理も庶民的なものばかりです。淡々と進むストーリーと、いかにもおいしそうに食事を平らげる五郎の姿が「なぜかクセになる」という人が続出し、超人気漫画にのぼりつめました。

なお、「孤独のグルメ」に登場する飲食店はすべて実在のお店というから驚き。「ここ、おいしそう!」と思ったら実際に食べに行けるという点も、この漫画の大きな魅力の一つでしょう。

胃弱メシ

先ほどご紹介した「孤独のグルメ」しかり、グルメ漫画の主人公といったらとにかく大食漢のイメージですが、この漫画は違います。「胃弱メシ」はタイトル通り「胃弱」な主人公が、胃に優しくおいしい料理を食べに行ったり、作ったりする新感覚のグルメ漫画です。

こちらの漫画にも実際に存在するお店が登場するほか、紹介された料理を再現できるレシピが掲載されています。登場する料理はすべて胃に優しいものなので、「胃弱だけどおいしいものが食べたい!」という人にはぴったりです。

愛がなくても喰ってゆけます。

東京(池袋や新宿~阿佐ヶ谷周辺)に実在するお店が多数登場するグルメ漫画。主人公の女性が周囲の人々と行きつけのお店に行って食事し、他愛もない会話を繰り広げるというストーリーです。

この漫画の魅力はなんといっても料理のリアルさ。細かいところまで丁寧に描写され、とてもおいしそうに見えます。また、各話の最後で作者がお店を紹介しているため、思わず訪れたくなること間違いなしです。

実際に味わってみましょう!

ただ読むだけでも十分楽しめるグルメ漫画ですが、実際に料理を食べてみることで新たな料理と出会うきっかけになるほか、より深く作品の魅力を堪能することができます。今回ご紹介した作品で気になったものがあれば、ぜひ読んで登場する料理を味わってみてくださいね♪