猫を飼う際、覚えておきたいコツとは?

ペットの中でも犬と並んで非常に高い人気を誇る猫。犬と比べて散歩などの必要がなく、比較的飼いやすいペットといえますが、それでもさまざまな点に注意を払わなければいけません。ここでは猫を飼ってから後悔することがないよう、飼い方のコツについてご紹介します。

目次

まずは「猫を飼う覚悟」ができているかを確認

猫に限った話ではありませんが、ペットを飼う以上は天寿を全うするまで責任を持って世話をする覚悟を持つ必要があります。猫はペットにできる動物の中では長寿であり、20年以上生きるケースもあるため、長い付き合いになることは間違いありません。その間、毎日のエサやりやトイレ掃除はもちろん、ワクチン接種や避妊・去勢手術なども必須です。

もしも今後引っ越しや出産などで暮らしが変化する可能性があり、最期まで面倒を見られる確証がないのであれば、猫を飼うことはおすすめできません。途中で世話を放棄するのは最低の行為であるとしっかり意識したうえで、検討していってください。

「室内飼い」がおすすめの理由

猫の飼い方には大きく分けて普段の居住を室内で行う「室内飼い」と、猫が戸外で活動して必要な時だけイエに入ってくる「放し飼い」との二つがありますが、おすすめしたいのは「室内飼い」です。「室内飼い」には、以下のようなリスク軽減メリットがあります。

・事故や野良猫との喧嘩に巻き込まれない
・ノミやダニがつかない
・病気をもらわない
・近隣住民とのトラブルが発生しない

基本的には室内飼いの猫の方が、放し飼いの猫に比べ健康であるケースが多いといえます。そのため、何らかの事情がないようなら室内飼いをした方が猫のためにもなるといえるでしょう。ただし、猫が運動不足に陥らないよう運動スペースを確保したり、トイレのしつけをしっかりしたりする意識が求められます。

猫が快適な生活を送れるためのアイテム

猫を飼ううえで、あると非常に喜んでくれるアイテムがいくつか存在します。ここではそんなアイテムの中から、特に手に入れておきたいものをいくつかご紹介していきましょう。

キャットタワー

室内飼いの猫は運動不足になりがちです。運動不足になると健康面に問題が生じてしまう恐れがあるため、どうにかして解決しておきたいところ。そこで役立つのが「キャットタワー」です。猫が上下運動をできるキャットタワーが家にあれば、運動不足の心配は軽減します。

段ボール

猫は臆病なタイプが多く、身を隠すスペースを求める生態があります。段ボールは、猫が身を隠す場所として最適です。段ボールの横に穴を開け、簡易な猫小屋を作ってあげればきっと喜んでくれるでしょう。

猫じゃらし

狩猟本能のある猫は、その本能を刺激してくれる遊びを好みます。そのため、一つは持っておきたいのが猫じゃらしです。猫じゃらしを急に動かしたり止めたりすることで、猫の狩猟本能を呼び覚まし、思う存分遊ぶことができます。運動不足解消としても、猫じゃらしは非常に効果的です。

最後まで責任を持った飼い方を!

猫を飼う以上は最後まで、しっかり責任を持った飼い方をする必要があり、それは決して楽なことではありませんが、その分猫からもたくさんのものをもらうことが期待できます。経済的にも体力的にも余裕があり、「ペットが欲しいな」と考えているのであれば、ぜひ猫を選択肢の一つに含めてみてください!