犬・猫が夏バテする原因
via www.photo-ac.com
人間と比べて飼い犬や飼い猫は激しく体を動かす機会は少なく、一見夏バテの心配はなさそうに思えますが、犬・猫は人間ほど汗をかく機能が体に備わってなく、体温調整が難しい生き物ということをご存じでしたか?
犬は「パンティング」と呼ばれる、舌を出す呼吸によって体温を下げることができます。しかし、高温多湿な日本では、パンティングのみで体を冷却するのは難しく、体に熱がこもり続けた結果、自律神経調整機能が低下してしまう恐れがあります。
猫は散歩の必要がないため、犬よりも夏バテを起こしにくい生き物です。ただ、換気ができない暑い部屋にこもってばかりだと、夏バテを起こしてしまう危険性があります。
犬は「パンティング」と呼ばれる、舌を出す呼吸によって体温を下げることができます。しかし、高温多湿な日本では、パンティングのみで体を冷却するのは難しく、体に熱がこもり続けた結果、自律神経調整機能が低下してしまう恐れがあります。
猫は散歩の必要がないため、犬よりも夏バテを起こしにくい生き物です。ただ、換気ができない暑い部屋にこもってばかりだと、夏バテを起こしてしまう危険性があります。
犬・猫の夏バテの症状
via www.photo-ac.com
犬・猫が夏バテを起こすと、食欲不振の症状が多く見られます。また、食べはしても嘔吐してしまうようなら、夏バテを疑ってみた方が良いですね。注意したいのが、熱中症との区別です。以下の症状が見られたら熱中症の疑いがあるため、すぐに動物病院に連れていくようにしてください。
・体のふらつき、けいれん
・よだれの量増加
・息苦しそうにしている
・発熱
夏バテ程度であれば家でも対処ができますが、熱中症は命にかかわるので十分に注意するようにしましょう。
・体のふらつき、けいれん
・よだれの量増加
・息苦しそうにしている
・発熱
夏バテ程度であれば家でも対処ができますが、熱中症は命にかかわるので十分に注意するようにしましょう。
犬・猫の夏バテ対策
via www.photo-ac.com
犬・猫の夏バテを防止するため、飼い主にできることはいくつかあります。まずは水分を多く含んだ食事を増やしましょう。特に犬の場合、パンティングによって多くの水分を失っている恐れがあるので、食事で補うことが大切です。
また、室内飼いの場合には、温度・湿度調整を徹底するようにしてください。適切な気温は犬種・猫種によって違いますが、基本的には22~25℃程度が犬・猫には良いとされています。
気象情報を確認して、暑くなることが予想されたら、あらかじめ冷房を入れておくなどの対策をとっておきましょう。
また、室内飼いの場合には、温度・湿度調整を徹底するようにしてください。適切な気温は犬種・猫種によって違いますが、基本的には22~25℃程度が犬・猫には良いとされています。
気象情報を確認して、暑くなることが予想されたら、あらかじめ冷房を入れておくなどの対策をとっておきましょう。
暑い夏は犬・猫の健康に特に気を配ろう!
犬や猫は全身に体毛が生えていることもあり、人間以上に暑さが苦手な生物です。家に犬・猫がいる家庭では、室内が暑くなり過ぎないように注意を払うなど、健康に特に気を配るようにしましょう!
11 件