浴衣を美しく着こなすならくびれを消すことから!
通常は、くびれのあるメリハリのきいたボディが持てはやされますが、浴衣を着る際はくびれがあると帯の上下部分にシワが寄ってしまいます。そのため、浴衣ではくびれのない寸胴体型が理想形とされています。浴衣を着る際は肌着の上からタオルを巻くなどして、くびれを消すようにしましょう。タオルを巻いておくことで、汗が浴衣につかなくなるメリットもあります。
また、くびれを消すための専用の補正道具も売られているため、そちらを使用するのも良いでしょう。何回も浴衣を着る方や毎年浴衣を着る方は、そういった専用の道具を持っておくのも良いかもしれません。
また、くびれを消すための専用の補正道具も売られているため、そちらを使用するのも良いでしょう。何回も浴衣を着る方や毎年浴衣を着る方は、そういった専用の道具を持っておくのも良いかもしれません。
着丈はくるぶしが隠れるくらいに!
浴衣を羽織って、衿先から1/3ほどの位置を持ち上げて裾の高さを決めます。裾はくるぶしが隠れるくらいの高さで、床と平行になるようにしましょう。位置が決まったら、裾の位置が変わらないようにしながら、右手側が下、左手側が上に来るように前で合わせ腰ひもを結びます。
腰ひもを結んだらおはしょりを整える!
おはしょりとは、浴衣の余った部分を折り、腰ひもで留めた部分を指します。両脇の空いている部分(身八つ口)に手を入れて、手の側面で前後のおはしょり部分をきれいに整えていきましょう。おはしょりは腰骨ほどの位置に合わせ、衽線(浴衣の縦の縫い目)を合わせるようにするとバランスがよく見えます。
衣紋抜きは拳1つ分を目安に!
衣紋を抜くというのは、衿の後ろ部分をずらして首元を開けることを指します。衣紋を抜くことで首をすらっと見せたり女性らしさを演出したりすることが可能です。衣紋抜きは、片手で胸元の衿が重なっている部分を持ち、もう片方の手で背中の中心を引っ張り首の後ろを拳1つ分開けるようにします。
衿合わせは喉のくぼみから指2本分!
衿が重なる部分は、上すぎると窮屈そうに見えてしまい、下すぎてもだらしない印象になってしまします。目安としては喉のくぼみから指2本分を目安に、鎖骨が見えない程度のV字を作るようにしましょう。
ポイントをおさえてきれいに浴衣を着こなす!
浴衣の着付けは少し大変な上に、「苦労して着付けたのに仕上がりがイマイチ……」なんてこともあるでしょう。しかし、いくつかのコツをしっかりとおさえておくことで、浴衣をきれいに着こなすことができます。慣れるまでは大変かもしれませんが、今年の夏は浴衣を着てお出かけしてみてはいかがでしょうか。
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