汗をかく季節だからこそ気をつけたい、革製品の色移り

暑い夏は大量に汗をかく季節!ここで気をつけなければいけないのが革製品の色移りです。「白いTシャツに革の色がついて困った!」なんて経験をしたことがある方も多いはず。そこで今回は、革製品の色移りについて落とし方や予防法などを紹介します。

目次

気をつけたい革製品の色移り

ベルトやバッグ類など革製品のファッションアイテムは数多くありますが、使用する際に気をつけておきたいのが衣類への色移りです。革製品は染料や顔料で染色しているものが多く、濡れた状態で長時間密着していると衣類などに色移りが発生します。夏は汗を大量にかくことで衣類が濡れるため、革製品のバッグなどを持ち歩いているとTシャツやブラウスに革の色が付着してしまうケースも……。「汗をかかないようにする!」というのも無理な話なので、夏場は特に革製品の色移りに注意しておく必要があるでしょう。

色移りを防ぐ方法は?

素材の特性上に革製品の色落ち・色移りを防ぐことは難しいとされています。そのため、色移りを防ぐには「とにかく雨や汗に触れないようにする」というのが一般的な方法です。衣類に直接触れないように、リュックやショルダーバッグなど体に密着するものを避けるというのも色移りを避けるためにはやむを得ない方法といえます。

どうしても使用したい場合は、適度に持ち替えたり手で持ったりするようにしましょう。色移りしても目立ちにくい濃い色の服を着るというのも一つの手!また、革製品に専用の防水スプレーやワックスがけを行うことで、撥水状態を維持するのも色落ちや色移りをある程度、防ぐ効果が期待できます。

衣服についてしまった色移りを落とす方法

もし、衣類に色移りしてしまった場合は、なるべく早く洗濯するようにしましょう。洗濯方法は、洗濯用洗剤を多めに溶かした熱めのお湯に衣類を浸してから、手でもみ洗いする方法が一般的です。どうしても色が落ちない場合は、クリーニング屋さんに相談してみましょう。

色移りしてから時間が経ってしまったり、濃く色移りしてしまったりした場合は洗濯をしても色が残ってしまうことも少なくありません。そのため、まずは色移りしないようにしっかりと予防することが重要です。

衣服についた革の色移りは消すのが難しい……事前に対策を!

革製品は濡れてしまうと色移りしやすく、一度衣類に革の色がついてしまうと落とすのも難しいため注意が必要です。大切なのは、色移りしないようにしっかりと予防をすること。大切な洋服を台無しにしてしまわないように、夏場は革製品を避けるなどしっかりと対策をしておきましょう。