仕事が辛い……原因を突きとめて取り組み方を変えよう

仕事が辛いと漠然と感じているだけでは疲れやストレスはたまる一方です。然るべき対策をとるためには、まず仕事が辛いと感じる原因をはっきりさせましょう。

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仕事の難易度が高い

決められた期日までに仕事が終わらなかったり、自分が思った通りに仕事が進まなかったりすると、周囲の期待に応えられない自分に苛立ち、辛い気持ちになってしまうことがあります。また、完璧に出来たと思っていた仕事に不備が見つかって、取引先や上司に迷惑をかけてしまうようなことがあると、自分はどれだけ頑張っても仕事を完遂できないのではないかと不安にもなります。

自分の力不足にストレスを感じるという方は、まず今の状況を「成長のための機会」と捉えるようにしましょう。そして、今のままの自分では出来ない課題があることを認め、上司や先輩に学んだり、本を読んだりしてレベルアップを図ってください。
どうすれば仕事で目標を達成できるのか具体的なビジョン、「いつまでに何をどうする」の見通しを確立することができるようになれば、盲目的な辛さを乗り越えて前に進むきっかけを掴むことができるでしょう。

人間関係がうまく築けない

職場の悩みでよく挙げられるのが、仕事を辞めるトップ要因にもなってますが、嫌いな同僚や上司との関係にまつわる問題です。チーム内に意見の合わない人が1人いるだけで結構なストレスですが、自分が職場に溶け込めていなかったり、周りの人間が好きになれなかったりという場合のストレスは相当のものでしょう。

転職や異動で新しい環境に身を置くときは、社内に自分の味方を1人でも見つけると、その後の仕事がスムーズに行き易くなります。業務に関する質問や悩みを相談できる相手を見つけて、ときには愚痴を言い合ってストレスを解消しましょう。しかし、自分から周囲に歩み寄る努力を続けても一向に状況が好転しない場合には、転職を検討したほうがいいかもしれません。

報酬が仕事量に見合っていない

自分は全力を出している、人間関係も悪くはない。それでも仕事がつらいという場合に考えられるのがお給料への不満です。自分はこれだけ頑張っているのに、正当に評価されていないのではないかと疑問を持ったまま仕事を続けるのはとても大変なこと。
解決するための選択肢としては「昇給を目指して実績を作る・アピールする」「上層部に直接待遇の改善を求める」「転職する」などがあります。

日本では、バブル崩壊以降「会社が人を選ぶ時代」が長い間続いてきましたが、今では労働力不足の業界も多く「人が会社を選ぶ時代」に状況が移ってきています。今の会社の待遇に不満があるなら、自分の実力と可能性に賭けて新天地を求めるのもいいでしょう。

仕事にやりがいを感じるために

どんな仕事でも、それでお金をもらっている以上は会社のルールや方針に従わなければならず、それによってストレスを感じることもあるでしょう。しかし自分の中に明確な目標を持つことができれば、モチベーションを維持することができます。昇給、昇進、社会貢献など、自分がこの仕事を通して何を実現したいのかを今一度考えてみましょう。