初心者でも大丈夫!家庭菜園でハーブを育てる!

料理に使ったり、お茶にしたりして楽しむことができるハーブ。最近このハーブを家庭菜園で育てる人が増えており、静かなブームとなっています。植物を育てる楽しさと、育ったら必要に応じて使いたい分を収穫してフレッシュなハーブの香りや味を楽しむことができるこのハーブを皆さんも育ててみませんか?今回はそんな家庭菜園でのハーブ栽培についてまとめてみました!

目次

実は簡単なハーブの栽培!

家庭菜園をしない人にとっては「ハーブの栽培は難しそう…」といった印象をもたれる方もいると思いますが、実はそんなことはありません。お庭や畑といった広さがなくてもプランターなどで育てることも可能ですし、基本的には丈夫なものが多いのでガーデニングをあまりしたことがない初心者にも簡単に育てることができます!さらにハーブには虫を遠ざける効果があるものも多いため、他に育てている植物を虫の被害から守ってくれるといった効果も期待することができます。

初心者でも安心!簡単に育てられるハーブ!

ハーブと一言にいっても様々な種類があって、「どれを育てたらよいのかわからない」という人も少なくないはず。ここでは比較的育てやすいハーブをいくつかご紹介してみます。

・ミント
ハッカとしても知られるミントですが、ミントには「スペアミント」「ペパーミント」「アップルミント」「オーデコロンミント」など様々な種類があるため、好みの香りや用途に合わせて購入すると良いでしょう。ミントはとても繁殖力が強くあまり手をかけなくてもどんどん育っていきますが、半日陰で乾燥に注意しながら育てるのが好ましい環境と言えます。繁殖力が強いため、庭などに植える際は他の植物を侵食してしまう恐れがあるので注意しましょう。

・バジル
一般的にバジルというと「スイートバジル」が挙げられますが、これ以外にも「レモンバジル」「シナモンバジル」など多くの種類が市販されているため、購入の際には好みのバジルを探してみましょう。バジルは比較的育てやすいハーブで、種の発芽率も高いため、種まきに適した4月下旬~6月から始めるのであれば種から育てるのも良いかもしれません。湿り気のある養分を混ぜた土で、光のあたる環境で育てるようにしましょう。

・ローズマリー

お肉やお魚を使った料理に香りづけと使用されることの多いローズマリーには「立性」「匍匐(ほふく)性」「半匍匐(ほふく)性」の三つの生育タイプに分けられています。他のハーブとは違いローズマリーは木なので非常に丈夫なハーブです。乾燥にも強いため、少し水やりが出来なくてもすくすくと育っていきます。逆に水の与えすぎや肥料の与えすぎによって育ちが悪くなったり、枯れてしまう可能性があるので気を付けるようにしましょう。

栽培したハーブの利用方法は?

せっかく上手くハーブが育ったのなら収穫して使ってみたいですよね? ハーブの使用方法ご紹介しましょう。

・料理の香りづけ
代表的なものでいえば、ローズマリーやバジルなど。ローズマリーはお肉や魚の臭み消しなどに使えますし、バジルはバジルペーストやバジルソースなどに加工することでパスタなど色んなものに使用することができます。

・飲み物に
ハーブを使用した飲み物と言えばやはりハーブティーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?自分で育て、収穫した摘みたてのフレッシュなハーブを使ってのハーブティーはまた一味違った味わいを楽しむことができるでしょう。また水に浮かべてハーブウォーターとして楽しんだり、ミントはモヒートとして楽しむこともできます。

・ほかにもこんな使い方が…!
食べ物や飲み物だけでなく、たくさんのハーブを収穫することが出来たらお風呂に浮かべてハーブバスを楽しむのはいかがでしょうか?さわやかなハーブの香りを楽しみながらのバスタイムで、リラックスしながらちょっと贅沢な気分を味わえちゃいます!

育てて楽しい、使って嬉しいハーブ!

比較的簡単に栽培が可能で、育てる喜びを感じながら育った後は様々な用途に使うことのできるハーブ。そんな一石二鳥のハーブは、きっと皆さんの生活に一つの潤いをプラスしてくれると思います。まずは簡単そうなものから栽培を始めてみてはいかがでしょうか?