家庭菜園を成功させるポイント
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植物の成長を身近で感じられるだけでなく、できた野菜や果物を食べられる家庭菜園は、実用性のある趣味としてオススメ! しかし、夏の家庭菜園は「暑さや害虫対策などで育てるのが難しそう……」と不安になる方も多いはず。まずは、家庭菜園を成功させるポイントについてまとめました!
水切れ・乾燥・高温に注意する
家庭菜園で最も注意したいのはこの3つ。水切れや乾燥を起こすと枯れてしまい、高温なところで育てると土が乾きやすいだけでなく高温によって葉が傷んでしまいます。夏場は強い日光や暑さに気を付けましょう。
水やりは朝と夕方の2回が基本!
気温が高い日の日中に水やりをしてしまうと、土に熱湯をかけるような状態になり植物の生育に悪影響を及ぼします。そのため、水やりは朝の8時頃と夕方の16時以降など涼しい時間帯に行うのがオススメです。また、水が葉についてしまうと葉を痛める原因になるため、水をあげる際は根元の土に与えるのがポイント!
病害虫の対策はしっかり行う
5月頃から注意しなくてはいけないのが病害虫による被害。ヨトウムシ、アブラムシ、ハダニなどの被害が多いので気を付けなければいけません。植える場所の間引きや雑草を除去し風通しをよくすることで、虫の好む加湿状態を解消し病害虫の防止につながります。
ただし、風通しをよくしただけでは害虫の被害を食い止めるのは難しいもの。「家庭菜園ではできるだけ薬剤は使いたくない」と考える方も多いかと思いますが、最初のうちは適度に専用の殺虫剤などを使用して植物をしっかりと育てることを考えましょう。
ただし、風通しをよくしただけでは害虫の被害を食い止めるのは難しいもの。「家庭菜園ではできるだけ薬剤は使いたくない」と考える方も多いかと思いますが、最初のうちは適度に専用の殺虫剤などを使用して植物をしっかりと育てることを考えましょう。
今から育てるオススメの野菜や果物は?
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小松菜
小松菜は、種まきの時期が3月~10月頃と幅広く、栽培の期間も短いため初心者にはオススメの野菜。育ち過ぎると葉が堅くなってしまうので、早めに収穫するのが小松菜栽培のコツです♪
フダンソウ(スイスチャード)
フダンソウは4月~9月の間で種まきができる野菜。栽培期間が短く育てやすいので、これから家庭菜園を始めたい方にオススメ。茎の色が白、オレンジ、赤、黄色など、色彩豊かで観賞用としても楽しめますよ!
ベリー系
果物はこの時期の植え付けには向いていないものがほとんどですが、ストロベリーやブルーベリーなどのベリー系であれば、鉢植えでも育てられるので室内での栽培が可能です。また、ストロベリーは収穫までの期間が1~2カ月程度と短いので初心者にもオススメです。
苗から育てる?種から育てる?
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植物を育てる際に、苗から育てるか、種から育てるかどちらが良いか悩んでしまう人もいるかもしれません。種と苗とでは植える時期などが異なるため、まずは時期によって適したものを選びましょう。また、植物によって育てやすさも変わるのもポイント。植え付け時期や育てやすさを考えて、どちらを選ぶか決めるのがオススメです。
・苗がオススメ!
ナス・きゅうり・トマトなどの果菜類
玉ねぎ・ネギなどの葉茎菜類
・種がオススメ!
キャベツ・ホウレンソウ・小松菜などの葉物類
カブ・ニンジンなどの根菜類
枝豆・ソラマメなどの豆類
・苗がオススメ!
ナス・きゅうり・トマトなどの果菜類
玉ねぎ・ネギなどの葉茎菜類
・種がオススメ!
キャベツ・ホウレンソウ・小松菜などの葉物類
カブ・ニンジンなどの根菜類
枝豆・ソラマメなどの豆類