子どもが喜ぶキャラ弁!うまく作るコツは?

かわいい見た目で子どもが笑顔になるキャラ弁。お弁当箱を開けた瞬間、家族に幸せな気持ちになってもらえたらうれしいですよね。しかし、「キャラ弁に挑戦してみたいけど、実際にはどう作ったらいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。今回はキャラ弁を作る際に使えるちょっとしたコツをご紹介します。

目次

キャラクターの顔や髪に使おう!海苔を切るコツ

はさみでカットしやすい海苔はキャラ弁の主役とも言える存在です。キャラクターの目や髪の毛、影絵の表現などに利用できるので、さまざまな場所に使えます。ここでは、海苔を切るときのコツを紹介します。

・海苔はそのまま切らない
袋や缶から出したばかりの新鮮な海苔をいきなりはさみで切るのはNGです。なぜなら、パリパリした状態の海苔は壊れやすく、細かいパーツが必要なキャラ弁には不向きな素材となってしまうからです。海苔は10分くらい室内に放置するか、熱湯の湯気に軽くくぐらせてから、作業に入りましょう。海苔が柔らかくなり、狙った形を作りやすくなります。はさみはキッチンはさみではなく、小さいサイズのものを使用しましょう。

・初心者には型抜きの使用がおすすめ
「はさみやカッターで上手に切れる自信がない」「細かい作業は苦手」という方は型抜きを使用すれば誰でも簡単にきれいな形が作れます。自宅にあるクッキー用の型を利用してもいいですし、100円ショップなどでもいろいろな型抜きが販売されているので、好きな形を探してみてください。丸型、三角型など、パーツごとの型を買うと応用が利きます。型抜きは海苔だけではなく、スライスチーズやハムを切るときにも使用できて便利ですよ。

ごはんやオムレツに顔や模様をプラス!パーツをつけるときのポイント

キャラ弁作りで欠かせない、細かいパーツ作り。動物の耳、人間の目など繊細な作業が求められます。ごはんやオムレツの上にキャラクターの顔や、模様となるパーツをのせるときに気を付けたいポイントをまとめました。

・柔らかいものはつぶさないようにつまむ
スライスチーズやハムなどの柔らかい食品はピンセットや箸で思い切りつまむと変形してしまいます。力加減に気を付け、慎重に作業しましょう。

・ピンセットの先端は定期的に拭く
細かいパーツを乗せていくときはピンセットが欠かせません。しかし、ハムやスライスチーズなどの食品をつまんでいると、先端部分が汚れ、パーツがうまく乗せられなくなってしまいます。こまめに拭いて使用するようにしましょう。

・細かいパーツはつまようじを活用
ピンセットでもつまむことのできない細かいパーツはつまようじで刺してから、任意の場所にくっつけましょう。先端を少しぬらしてからパーツにつまようじをあてると、パーツを拾いやすくなります。

カットして彩り豊かに!チーズやハムのアレンジ方法

キャラクターが表現された部分とおかずを並べたあと、周りに彩りがあるとさらに豪華で見栄えのよいキャラ弁が作れます。ここでは、キャラ弁の周りに飾れるチーズとハムのアレンジ方法を紹介します。

【花ハムの作り方】
1.二つ折りにしたハムの折り目に細かく切り込みを入れます。
2.ハムを広げずそのまま端から巻きます。
3.まとめて完成。グリーンピースをのせるとピンクと緑のコントラストがきれいです。

【スライスチーズパーツの作り方】
1.スライスチーズをまな板の上に置き、つまようじか待ち針を使って好きな形にくりぬきます。
2.曲線を描いている部分は、チーズが細かく割れるので、指でならして形をきれいに整えます。

親子で一緒にキャラ弁づくりもおすすめ!

キャラ弁はただかわいいだけでなく「食事は楽しい」「料理って面白い」と感じることができ、食育につながる側面もあります。今回お伝えしたコツを活用して、子どもと一緒に手作りするのもおすすめです。子どもが好きなキャラクターがかたどられていれば、嫌いな食べ物も食べてくれる……なんてこともあるかもしれません。普段のお弁当にちょっと一手間加えて、子どもが喜ぶすてきなキャラ弁を作ってみてはいかがでしょうか!