ストレスがたまる通勤時間……なるべく快適に過ごすテクニックとは?

お勤めをしている以上、毎日の通勤は避けられません。しかし、特に毎朝電車で通勤をしている人は、繰り返される満員電車や電車遅延などで日々ストレスが溜まるものです。なるべく元気な状態で出社するためにも、快適な通勤を心がけたいところ。そのためには、どのようなテクニックが必要なのでしょうか。

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通勤で避けて通れない満員電車

2018年7月に国土交通省が発表したデータによると、首都圏の通勤・通学時間帯に混雑率が180%を超える路線は、11路線であることが判明しました。つまり、東京圏の企業で働いている人の多くは、満員電車を利用して通勤しているということになります。満員電車の利用は身体にも心にも、大きな負担となっているはずです。

イギリス研究者の発表によれば、満員電車で人が感じるストレスは、戦場における兵士と同じレベルであるとのこと。
それだけのストレスがたまっているからこそ、ささいなきっかけから乗客同士のトラブルが発生しやすくもなってしまうのです。当然、そんなストレスをためた状態で出社しても、仕事に万全なパフォーマンスを発揮するのは難しそうです。

通勤時間を快適に過ごすためのテクニック

通勤時間を快適に過ごすためには、時間や環境を忘れ没頭できるものを用意しておくのが一番です。
イヤホンで音楽を聴いたり、読書をしたりするのがオーソドックスですが、おすすめはスマホでドラマや映画を視聴すること。ドラマであれば数十分、映画であれば数時間は没頭できる時間が続くため、通勤時間の長い方にはぴったりといえるでしょう。

また、電車内は人で混みあっているので、冬でも汗をかいたり、気分が悪くなるくらいに暑いケースがあります。
そこで所持しておきたいのが冷却グッズです。おすすめは、あらかじめ冷やしておいた保冷剤。車内が暑いなと感じたら、保冷剤を首や脇の下など動脈が流れる部分に当てましょう。血液が冷えることで身体全体を冷却でき、不快感を減らすことができます。

”痛勤”時間帯のストレスを緩和するためのコツ

できることなら座ったり、余裕のあるスペースに身を置いたりして、身体の負担を減らしたいところです。
そのためには、自分の周囲にいる人の特徴を観察し、どこで降りるかを予測したりしませんか?
予測しやすいのが「学生」です。学生服を見てどこの学校かがわかれば、どの駅で降りるのかが予測できますよね。

また、それまで眠っていた人が、急に腕時計や駅名表示画面を見始めたら、降りる駅が近い可能性が高いです。こうして人をよく観察するのも、満員電車でストレスをためないコツのひとつかもしれません。

またその人たちが電車を降り易くなるように、配慮してあげるような行動は、自分の通勤ストレス軽減にも大きく働きます。高齢者などが近くにいる場合など、なるべく席を譲るなどの配慮をしてあげることも考えてみてください。
たとえそれで席を立つことになったとしても、善い行いをしたという充実感で、疲労感はかなり緩和されることも知られています。

通勤のストレスを減らせば仕事の効率がアップするかも?!

大きなストレスがかかった後の状態で仕事に臨んでも、完璧な自分の能力を発揮するのは難しいかもしれません。
しかし、通勤のストレスを減らすことができれば、仕事のパフォーマンスもアップし、評価につながることになるかもしれません。仕事で満足いく結果を出すためにも、今回ご紹介したテクニックをぜひ試してみてください。