新品にはない魅力が満載!古着のススメ

古着というと「お古の中古服」という印象を持たれる方も多いのではないでしょうか。しかし、古着には新品の洋服とはまた違ったオシャレさや魅力がたくさんあるんです!そこで今回は、古着の楽しみ方や魅力についてご紹介します。

目次

古着と中古服は何が違うの?

古着というのは「着古した服」のこと。このように聞くと「古着も中古服も同じじゃないの?」と思う方も多いはず。たしかに、誰かが1度は来ていた服という意味では同じかもしれません。しかし、アパレル業界において、これらは以下のようにしっかりと区別されています。

・ユーズド古着
リサイクルショップやバザー、フリーマーケットなどで売られている、いわゆる中古服を指します。とにかく安価で手に入りますが、品質にはばらつきがあり傷んでいる商品が混ざっていることも。

・インポート古着
ヨーロッパやアメリカなど海外から買い付けられた、ファッションとして楽しまれる古着を指します。原宿やアメリカ村などにあるオシャレな古着屋さんで売られているのは主にこちらです。

・ヴィンテージ古着
古着の中でも特に上質かつ貴重なアイテムのことを指します。数万~数十万円するアイテムもあり、ファッションとしてではなくコレクションとしてヴィンテージ古着を集めて楽しむ方も少なくありません。

古着の魅力その1「古着は人と被りにくい!」

古着屋さんをのぞくとたくさんの古着が並んでいますが、実は同じものが並んでいることはほとんどありません。その理由は以下の通り!

・1990年より前は今のように衣類が大量生産されていない
・10年以上前の衣類で、今でも着られるような状態で残っているアイテムが限られる
・海外から仕入れるので、日本ではあまり見ないものも多い

古着屋などで見かける古着は、ほとんどが「一点もの」といっても過言ではありません。そのため、古着は人と被りにくく「街中で同じ服を着ている人を見かけて残念な気持ちに……」ということもありません。

古着との出会いは一期一会!

「古着はほとんどが一点もの」と紹介しましたが、それはつまり「自分が気に入るアイテムとの出会いは一期一会」ということ。古着屋に通い、自分の気に入るオンリーワンを探す楽しみが古着にはあります。もちろん、通っていてもなかなか気に入るアイテムが見つからないということも少なくありません。しかし、だからこそ、お気に入りのアイテムに出会えたときの喜びは格別です。ちょっとした宝探しのような気分が味わえますよ!

流行に流されない自分のファッションが楽しめる!

一般的なアパレルショップに並ぶ商品は、その時期の流行に合わせた「売れる服」が多くなります。一方で、古着屋に並ぶ服は、長い歴史の中で「それぞれの時代や土地を反映した服」です。例えば、古着というとアメカジのようなアイテムを想像する方も多いと思いますが、ヨーロッパ古着ではクラシカルでドレッシーな落ち着いたアイテムも数多く並びます。

古着は、さまざまな時代、さまざまな土地、さまざまなジャンルの服が集まります。その中から自分のお気に入りを選ぶことで、結果として流行に流されることなく自分なりのファッションを楽しむことができるようになるんです!

古着を楽しんでみませんか?

古着と中古服は似て非なるもの!古着には新品とは違った魅力が満載です。「古着にはあまり興味がなかった」という方も、これを機に古着の魅力に触れてみませんか?