コロナ禍で増えたおひとり様!「ソロキャンプ」の楽しみ方は?

新型コロナウイルスの感染拡大に伴ってあらゆるイベントが中止となり、接触や密を避けるため大人数でのお出掛けも難しくなりました。こうした社会情勢もあり、話題となったのが「おひとり様」です。中でも「ソロキャンプ」は2020年の流行語大賞にノミネートされるなど、大きな注目を集めました。そこで今回は、ソロキャンプの楽しさをはじめ、準備するものや注意点などについて紹介します。

目次

ソロキャンプにはどんな魅力がある?

キャンプを一人で行う魅力について気になる方も多いのではないでしょうか。ソロキャンプの醍醐味として、まず挙げられるのは「自由」という点です。キャンプに行ったら周囲の自然を堪能するもよし、テントでのんびり読書をするもよし、ただぼんやりとたき火を眺めるもよし。何をするにも制限はありません。

また、食事も自分の好きなものを自分のタイミングで食べられるため、ストレスフリーな時間を過ごせます。ソロキャンプでは、対人のコミュニケーションが存在せず、向き合うのは目の前の自然のみ。普段都会の喧騒でストレスをため込んでいる方にこそ、ソロキャンプは魅力的に映るかもしれません。

キャンプの準備をする際のポイント

ソロキャンプをする際、どの程度の道具を準備するかについては個人差があります。基本的には以下の道具を準備しておくようにしましょう。

・テント
・ランタン
・ヘッドライト
・シュラフ
・マット
・チェア
・ミニテーブル
・たき火グリル
・クッカー
・カトラリー
・マグカップ

キャンプで使用する道具は、レンタルサービスを利用すればある程度そろえられます。ただし、すべてをレンタルに頼ると購入するよりも費用がかさむ恐れがあるため、レンタルしたいアイテムは事前にチェックしておきましょう。チェアやミニテーブルは、DIYしてみるのもオススメです!

把握しておきたいソロキャンプの注意点

ソロキャンプには多くの魅力がある一方で、必ず把握しておきたい注意点も存在します。特に警戒したいのが「冬のソロキャンプ」です。冬場は寒さ対策が必須であり、薪ストーブなどを使用する方もいるはず。その際、一酸化炭素中毒にならないよう扱いには細心の注意が求められます。換気はしっかり行うほか、テント内で火を使用しないようにしましょう。
もちろん、テント外で火を使うのも、十分に注意することが必要です。枯葉、枯れ木の多い時期なので特に気をつけましょう。

また、キャンプをするのはどこでも、構わないわけではないではなく、山や草原といっても、私有地である可能性も高いです。公共のキャンプスペース等で、しっかりルールを守ってトライしましょう。
また、ソロキャンプでは自分一人であると意識することが大切です。普段以上に安全には気を配り、危険な場所には足を運ばないようにしてください。不慮のトラブルが発生した際に、連絡が付かない、携帯が圏外になるような場所も避けるべきでしょう。
また、大音量で音楽をかけない、撤収する際にはしっかりと後片付けを行うなど、周囲に迷惑をかけない行動を心掛けるようにしましょう。
クマやイノシシ、サルなどに遭遇するリスクも最近は増えています。事前に出没情報等を、ネット等で確認しておくのも重要でしょう。

ソロキャンプの魅力を堪能しよう!

ソロキャンプは自由に自分の時間を過ごせるだけでなく、自然と触れ合う機会にもなります。コロナ禍でストレスをためている方にこそ、オススメできる趣味と言えるでしょう!