洗濯機の汚れを見落としていませんか?洗濯槽の掃除方法とは

服の汚れをキレイにしてくれる洗濯機ですが、その洗濯機自体の汚れを見落としてはいませんか?洗濯機の中はキレイに見えても、実はいたる所に汚れが溜まりやすくなっています。そこで今回は、洗濯槽をキレイにするための方法を紹介していきます。

目次

洗濯機の汚れって?

洗濯機の汚れといっても、それは一種類ではなく様々な汚れが混在しています。まずは洗濯機の中に発生する汚れの種類を見ていきましょう。
・洋服についていた汚れ
洋服には、皮脂、食品、繊維のクズなど様々な汚れが付着しています。基本的には分解され排水と同時に流されますが、洗濯槽などに残ってしまうことがあります。

・洗剤の残りカス
粉洗剤の溶け残りや液体洗剤・柔軟剤が固まったものを指します。

・水アカ
水道水に含まれるミネラル成分が乾いて溜まったものが水アカになります。水アカはとても硬い汚れで、洗剤の残りカスなどと一緒に溜まってしまうと、落とすのが難しくなってしまうこともあるようです。

・カビ
上記のような汚れを養分にして、洗濯機のいたる所にカビが発生します。水を使う洗濯機はただでさえカビが発生しやすいため注意しましょう。

洗濯槽の汚れを落とすには

洗濯槽は汚れが溜まりやすい場所です。クリーナーなどを使用することで汚れを落とすことができるので、基本的な洗濯槽の掃除の方法を知っておきましょう。

基本的な洗濯槽の掃除方法

1. 洗濯槽いっぱいに40~50℃くらいのお湯を入れ、汚れをふやかす。5分程度洗濯機を回すとより効果的です。

2. クリーナーを入れて、洗濯機を回します。槽洗浄コースなどがある場合は、そちらを選択しましょう。洗濯機を回す時間などについては、各クリーナーの使用法に基づいて行うようにしましょう。クリーナーによっては浸け置きが必要な場合もあるため注意が必要です。

3. 水に汚れが浮かんできたら、網などですくいます。

4. ある程度汚れが取れたらすすぎ、脱水を行いましょう。

洗濯槽の掃除に使うクリーナーの種類

・塩素系クリーナー
塩素系クリーナーは、殺菌力が強くカビ・汚れ・菌などをしっかり除去してくれます。浸け置きして、浮いてきた汚れを取り除くだけなので、使用方法も非常に簡単です。ただし、洗濯槽を掃除した後のすすぎが不十分だった場合、洗濯物の色落ちにつながることがあります。また、肌への刺激も強いため、敏感肌の方や乳幼児がいるご家庭では他の洗剤を使うようにしましょう。

・酸素系クリーナー
酸素系クリーナーは強い発泡力があり、泡の力で洗濯槽の汚れを落としていきます。数時間浸け置きするなど手間はかかりますが、塩素系クリーナーと比べて刺激が少ないのが特徴です。最近では無添加の洗剤も発売されています。

・重曹とクエン酸
家事のあらゆる場面で活躍する重曹やクエン酸は洗濯槽の掃除にも使用することができます。肌への負担も少なく環境にも優しいため、刺激の強いクリーナーを使用したくない場合にはこちらを選ぶとよいでしょう。ただ、市販のクリーナーに比べて洗浄効果が弱いというデメリットがあります。

洗濯槽の汚れもしっかり落として!

洗濯槽は汚れが溜まりやすいポイントではありますが、普段は見ることがないため意識が向きにくい場所です。洗濯槽の汚れを放置していると、洗濯物に汚れやニオイがついてしまうだけでなく、健康を害する可能性もあるため、1ヵ月に1回など定期的に洗濯槽の掃除をオススメします。