正しい保存方法で食材をおいしく長持ちさせよう

「野菜や卵などの食材は、数日分買い溜めして保存する」という家庭は多いでしょう。しかし、買った食材を正しく保存できている自信はありますか?食材の鮮度がどのくらい長持ちするかは、保存の方法によって大きく左右されます。食材ごとの正しい保存方法をご紹介します。

目次

たいていの野菜は生のまま冷凍保存でOK!

ほうれん草やネギなどの常備野菜、白菜や大根など大きくてなかなか使いきれない野菜は冷凍保存しましょう。ざく切りして一口サイズにし、生のまま冷凍用の保存袋に入れ、空気を抜いて密封したらそのまま冷凍庫へ。鮮度がよい状態が保たれ、解凍してもおいしく食べられます。

冷凍した野菜は、約1か月以内に食べきりましょう。冷凍保存してある野菜を料理に使う際は、レンジなどで解凍せずそのまま加熱調理してOKです。

ジャガイモの保存方法

ジャガイモはどこの家庭にもある常備野菜のひとつですが、実は冷蔵や冷凍には不向き。常温保存が最も適しています。

ジャガイモは湿気に弱いため、買ってきたらビニール袋から出し、一つひとつ新聞紙に包んで箱に入れ、風通しがよく涼しい場所に置きます。

一つずつ包むのが面倒な場合は、4~5個まとめて包むか、新聞紙を敷き詰めた箱に入れるだけでも構いません。新聞紙が湿気で湿ってきたら取り替えましょう。

卵の保存方法

卵は冷蔵庫で保存します。卵は卵用のドアポケットに一つずつ置く方も多いと思いますが、ドアポケットに入れるとドアを開閉した際の温度変化、衝撃によって卵が劣化することもあります。

長持ちさせる保存方法は、パックごと冷蔵庫本体へ入れること。パックの中で卵の尖った側を下にして保存することで、卵黄が中心部で安定し、より長持ちさせることも可能です。

味噌の保存方法

味噌は時間の経過と温度の影響により、色や味が変化しやすい調味料。おいしさをキープするためには冷蔵庫で保管しましょう。

開封した味噌は、表面をぴったりとラップで覆ってから蓋を閉めるのが正解。表面の酸化や乾燥を防止でき、風味が長持ちします。また、冷凍庫で保存するのもOK。少し固くはなりますが、凍ることはなく、そのまま料理に使用できます。

食材ごとの保存方法を知っておこう

買い溜めした食材をいつでもおいしく食べるためには、食材ごとに異なるそれぞれの保存方法を知ることが大切です。今回の記事を参考にして、食材を正しく保存していきましょう!