勉強しない子供には、強制よりも問いかけという対応が効果的!

子供が勉強をしないと、親としてはつい厳しく言ってしまうことがあるはずです。もちろん一貫した教育姿勢をお持ちの方は別でしょうが、大抵の親なら「勉強しなさい」とか「ゲームはやめなさい」と言ってしまうでしょう。 しかし、この方法だと一層勉強しなくなる可能性があります。ここでは勉強しない子供にどんな対応の方法があるのかをご紹介します。今現在悩んでいらっしゃる方は必見です!

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強く指示することは逆効果になる

自分の両親にも言われてきたことだから「勉強しなさい」と言うのは自然だと思っている方もいるでしょう。でも、少し考えてみると本当に勉強に身が入ったでしょうか?
あるアンケートでは、ゲームを禁止したからといって勉強がはかどったとはいえず、ゲームをしている子供としない子供で、成績が良いと感じている割合はほぼ同じという結果が出ています。

やるなと言われるとやりたくなるのが心理でしょう。禁止すればするほどやりたくなる心理が働きます。自分が楽しいと思っていたゲームを取り上げられてまで勉強を強制されたら、反発してやりたくなくなるということです。

そして禁止されたゲームのことばかり考えるようになってしまい、逆に勉強への意欲も落ちてしまうかもしれません。ゲームがダメなら漫画やテレビなどを見るかもしれません。つまり、ゲームが禁止されたその時間を勉強の時間に充てるとは限りません。

これまではゲームが多少のストレス解消になっていたり、友人との話題になっていたりしたかもしれませんが、それもできなくなってしまいます。

どんな方法が効果的なのでしょうか

では、勉強しない子供に対しては、どんな方法なら効果があるのでしょうか。それはたとえば、ゲームをするならある種の約束を子供とすることです。すでにやっているという方もいるでしょうが、親が主導で一方的に決めたルールは子供が反発する可能性があります。

「先に宿題を終えてその後夕食まで」とか、時間に制限はないけど「やめるように言ったらすぐやめる」といった、子供が守りやすいルールを作ってみましょう。そして一旦決めたら、子供に責任と自覚を持たせましょう。自分から取り決めに納得したら、守れなかった時の罰則も子供自身に考えさせるようにしましょう。

まとめ

「やれ」と言われるとやりたくなくなるのが心理です。これは大人でも子供でも一緒です。子供の気持ちや自主性を発揮させながら、上手に勉強に導いてみましょう。そのためには勉強に集中できる環境を用意することも大切です。

子供が勉強している時は親も読書をしていると、子供も集中しているのがわかるという方もいます。子供が集中して勉強しているなら、親も一緒に何か学習したり読書したりする時間に充てるのも良いかもしれませんね。最近では子供がリビングで勉強をする家庭も増えているのもそんな理由だからかも知れません。これらのように色んな工夫をして、子供の学習習慣をつけていくようにしてみましょう。