年末の大掃除は子どもと楽しく終わらせよう!

家中きれいにするのに骨が折れる年末の大掃除。困ったときは、猫の手ではなく子どもの手を借りてみてはいかがでしょうか。コツを覚えることで子どものやる気を引き出し、一緒に大掃除をすれば普段より楽しくスピーディーに大掃除を終わらせることができるかもしれませんよ。今回は、子どもと大掃除をするときのコツをいくつかご紹介します。

目次

子ども専用のグッズをそろえて、やる気を引き出す!

家中をきれいにする大掃除はかなり手間がかかる作業。子どもに気負わせずうまく手伝ってもらうには、まず大掃除を「ひとつのイベント」にしましょう。「この日に大掃除を決行するからね」と伝え、子ども用の掃除グッズも用意してください。

子ども用サイズのマスク、エプロン、小さなほうき・ちりとりなどは100円ショップや通販などでも購入できます。子どもに好きな色やデザインを選んでもらうことで、子どものやる気・興味がアップします。この機会に掃除用具の使い方も教えてあげましょう。日頃のお手伝いにも役立ちます。

・大掃除をゲーム化する
大掃除を「汚れを見つけるゲーム」ということにして、家の中を一緒に周ってみましょう。汚れているスポットやほこりの多いスポットを見つけてもらうことで、「ここ、汚れてる!」「あった!」という発見や喜びにつながります。汚れているスポットが特定できたら、掃除用具を使って掃除を手伝ってもらいましょう。

・子どものやる気を引き出すコツ
子どもに大掃除を手伝ってもらうには、まずやる気を出してもらわないと始まりません。自分専用の道具やエプロンでモチベーションがアップすることもありますが、一番は褒めてあげることが大切です。その際、お手伝いすること自体を褒めるのではなく、お手伝いの結果を褒めましょう。「掃除してくれた床がピカピカになった!」とか、「窓がきれいになってお外がよく見えるようになったよ」という具合です。子どもの作業を評価してあげるということで、子どもも義務感と達成感を共有できるようになるのです。

子どもでもチャレンジしやすい掃除って?

・テーブル拭きなら誰でも簡単!
未就学児や小学校低学年の子どもの場合は、体が小さく高い場所の掃除が難しいので、簡単で手の届きやすいテーブル拭きから手伝ってもらいましょう。テーブルがピカピカになると子どもも「掃除の大切さ・気持ちよさ」を学び取ってくれるはずです。玄関やシューズボックスの靴を整頓してもらうのもおすすめ。「靴は脱いだらそろえておく」という日常のマナーを学べます。

・小さな手だからこそ窓サッシが掃除しやすい!
汚れやすい窓サッシは大人よりも小さい手の子どもの方が掃除しやすい箇所です。力のない子どもでも軍手をはめて軽くこするだけでピカピカにできます。「○○ちゃんにしかできないから、ぜひやってほしいな」とお願いすると、やる気を出してくれるかもしれません。

子どもの使用におすすめの洗剤・道具

・子どもがまだ小さい場合は安心できる洗剤を使おう
市販のカビ取り剤や風呂用洗剤などは、小さな子どもに使わせるには少し心配なときもあるでしょう。できれば安全性にも配慮したいところですよね。そんなときにおすすめなのが重曹、クエン酸、アルカリ電解水を使った洗剤です。食品にもなる重曹を使ったスプレーや洗剤なら安心度が高まるでしょう。水周りには水とクエン酸を混ぜたクエン酸スプレーも最適です。クエン酸がない場合はお酢を使いましょう。電子レンジや冷蔵庫周りは、アルカリ電解水を含んだスプレーで食品関係の汚れが落とせます。

・モップやおそうじワイパーは子どもでも簡単
モップや「クイックルワイパー」などの柄のついた掃除用具は、子どもでも扱いやすい掃除用具です。中にはキャラクターがデザインされており、掃除をするとアニメソングが流れるおそうじワイパーもあるので、道具をそろえれば子どもでもより楽しく掃除をすることができます。親のモップがけや掃除機がけに興味を示しているときは、ぜひモップを渡してあげてください。

子どもにも参加させる大掃除

きちんと計画を立てたはずでも、時間がかかりがちな大掃除。また、いざ大掃除を始めると子どもがじゃれてきたり、周りで遊び始めたりするので、掃除に集中できないということもあるのではないでしょうか。忙しいときこそ子どものやる気を引き出して、ぜひ大掃除に参加してもらいましょう。掃除の大切さがわかってもらえば、日頃のお手伝いへのモチベーション上がるかもしれませんよ。