11月の七五三で知っておきたい基礎知識!コロナ禍での変化は?

11月に行われる子どもの行事といえば「七五三」がありますが、なかには「七五三ってどんなことをするのか分からない……」という方もいるのではないでしょうか。子どもとの大切な思い出になる七五三について理解しておくことは、とても大切です! そこで今回は、七五三にまつわる基礎知識をはじめ、コロナ禍で行う七五三の注意点についてもお伝えします。

目次

そもそも七五三って何?

七五三は毎年11月15日に、3歳、5歳、7歳の子どもたちの成長を祝うイベントです。由来については諸説あるものの、平安時代のころから宮中で行われていた3つの儀式が基になっているとされています。

現在とは違い、昔は病気で亡くなる子どもが多くいました。特に3~7歳ごろの子どもは病気になりやすかったことから、健やかな成長を願い祈祷することには大きな意味があったのです。

また、七五三は男女で差があり、3歳の時は男女両方、5歳は男の子のみ、7歳は女の子のみが該当します。

七五三当日は何をする?

七五三のお祝いは非常にシンプルで、着物を着て近くの神社へお参りをするというもの。「もっとしっかりと七五三をしたい!」という場合は、神社に申し込みをして祈祷を受けましょう。祈祷の際は「ご祈祷料」を納めるのが一般的ですが、神社ごとに詳細が異なるため事前に確認をしておくと良いでしょう。

また、七五三の日は11月15日が基本となっていますが、家庭や仕事の都合で難しい場合には日程を変えても問題ありません。実際、15日が平日の場合は、前後の休日に合わせて神社へ向かう家庭が多いようです。

新型コロナウイルスが七五三に与えた影響

2020年から全世界で感染拡大を続ける新型コロナウイルス。感染防止のため、あらゆるイベントが延期や中止を余儀なくされていますが、七五三はどうなのか気になる方もいるでしょう。

七五三は基本的に家族間でのみ行う催しであるため、個人差はあるものの予定通りお参りを実施する家庭が多いようです。

ただし、当日体調が思わしくない場合などは、延期することを検討しましょう。また、お参りの後には祖父母などとの食事会を行う家庭もありますが、大人数になればなるほど感染のリスクが高まります。必要に応じて家族と話し合い、食事は控えるなど決めておくと安心です。

また、七五三では記念撮影を行うこともありますが、写真館やスタジオの利用に不安を感じる方は出張撮影プランを選ぶのも一つの手。出張撮影は事前予約である場合がほとんどなので、七五三でお悩みの方は早めに検討しておきましょう。

七五三で子どもとの素敵な思い出を作ろう!

七五三は子どもの成長を両親が実感する大切なイベントです。今回紹介した内容を参考にしつつ、素敵な思い出を作ってくださいね♪