いざというときに備えて!災害時に使えるライフハック集

いつ起こるかわからない災害。いざというときに困ることのないように、災害に対する備えをしておくことが大切です。非常食やグッズなどを備えている方も多いかと思いますが、それと同時に災害時に役立つ知識も頭に入れておきましょう。

目次

停電の際に明かりを確保する方法

ペットボトルと懐中電灯で明かりを確保!

水の入ったペットボトルを懐中電灯の上に置くことで、ただ懐中電灯で照らすよりも光が乱反射するためより広範囲を明るくすることができます。小さいライトしかない場合はコップなどにライトを立てて入れ、その上にペットボトルを置くようにするとよいでしょう。光がまぶしく感じる場合は牛乳などを数滴たらすことで光が拡散され、柔らかい光にすることができます。

家にある物がランプ代わりに!

非常時に備えて缶詰を用意している方も多いかと思いますが、油漬けやオイルサーディンなどの缶詰上部に穴をあけ綿紐を指すことで簡易ランプを作ることができます。缶詰以外にもバターに綿紐を指すことでもランプ代わりにすることが可能です。綿紐がない場合は、ティッシュをこより状に細くしたものでも代用ができます。

また、油性ペンのペン先に火をつけることで明かりを確保することもできますが、長時間使用しているとプラスチック部分が溶けてしまう危険もあるため十分な注意が必要で、あくまでも緊急用として考えましょう。ただし、地震などの災害時にはガス漏れなどの危険性もあるので、火を使う際は周囲の状況に十分注意するようにしましょう。

カップ麺は水でも作れる!

災害時の食料としてよく挙げられるカップ麺。一般的にはお湯を入れて3~5分ほど待てば完成ですが、場合によってはお湯が用意できないこともあるでしょう。しかし、カップ麺は水で作ることも可能です。作り方は通常とほぼ変わらず、水を入れて15~25分ほど待つだけ。温かくはありませんが問題なく食べることができます。

溶けるチョコより溶けてるチョコペン!?

高カロリーで気持ちを落ち着かせる効果もあるといわれるチョコレートは、非常食としても優秀な食べ物。しかし、暖かい季節になると溶けてしまい、保存が難しい、食べにくいといった難点があります。いざというときに「溶けてしまって食べられない」のでは備えておく意味がありません。そのため、初めから柔らかい状態のチョコペンやチューブタイプのチョコを用意しておくのも一つの手です。乾パンなどに塗って食べることもできるため重宝することでしょう。また、周りがコーティングされているマーブルチョコなども溶けにくいため非常食としておすすめです。

缶切りがない時はスプーンで開けることもできる!

「缶詰は用意していたのに缶切りがない!」という状況はなるべく避けたいところですが、そんな事態が起こってしまった場合にはスプーンを使うことで缶詰を開けることができます。

1. スプーンの柄とすくう部分の境目をしっかりと握ります。
2. もう片方の手でしっかりと缶を持ち、スプーンを缶詰上部の縁に強く押し当てて擦ります。
3. 擦った部分に穴が開いたら、通常の缶切りと同じ要領でスプーンを前後に動かし穴を広げていきます。

もちろん、やむを得ない場合の対処法ですから、ケガには十分留意してください。

いざというときに備えてテクニックを身につける!

いつ自分の身に降りかかるかもわからない災害。いざというときのためにグッズや食料を用意しておくのはもちろんですが、それと合わせてちょっとしたライフハック知識を持っておいても損はないはずです。普段から防災意識を高めておき、しっかりと緊急事態に備えておくようにしましょう。