うるつや髪を手に入れよう♡ドライヤーの正しい使い方

皆さんはお風呂上りにどのように髪を乾かしていますか? 普段、何気なくドライヤーで乾かしているという方も多いはず。また、自然に乾くまで放置するという方もいるのではないでしょうか。しかし、間違った乾かし方をしていると、髪の傷みにつながることも……。そこで今回は、仕上がりに差が出る髪の正しい乾かし方について紹介します。

目次

髪を自然乾燥させるのはNG!

入浴後に長時間髪が濡れたままでは、頭皮に存在する常在菌(マラセチア菌)が繁殖し、かゆみや乾燥、ニオイ、ベタつきなどの頭皮トラブルの原因となります。また、髪は濡れるとキューティクルが開くため、タオルでゴシゴシこすると摩擦でキューティクルが損傷しパサつきにつながることも……。美容師さんを対象としたアンケートでは、7割以上の方が「頭皮に最も悪い習慣」として、「シャンプー後の自然乾燥」をあげています。お風呂上りは、髪を自然乾燥させずにドライヤーでしっかりと乾かしておきましょう!

髪の正しい乾かし方とは?

キレイな髪や健康的な頭皮を保つには、入浴後はドライヤーで髪をしっかりと乾かすことが大切です。しかも、乾かし方1つで仕上がりに差が出ることも! 正しい髪の乾かし方をチェックしておきましょう。

1.お風呂から上がる直前に、浴室内で濡れた髪の水滴を軽く絞ります。

2.清潔なタオルで髪の毛を挟み、優しく揉みこむイメージで表面の水気を取ります。ゴシゴシと力任せに拭くのではなく、タオルを頭皮や根本に押し当てながら、マッサージするようにやさしく水気を取っていくのがコツ! 吸水性の高いタオルなどを使うと、ドライヤーで乾かす時間を短くできますよ♪

3.タオルドライ後のドライヤーは、髪の毛が集まって一番乾きにくい根元から強めの温風で乾かしていきます。その後、根元から徐々に毛先にかけて乾かし、髪の全体を8割ほど乾かしていきましょう。最初に毛先から乾かすと、乾燥しすぎてパサつきや傷みの原因になるため注意が必要です。また、毛先を乾かす際は、できるだけ濡れている箇所のみ温風を当てて乾かしすぎないようにするとキレイに仕上がります。

4.前髪をブラシで整えながら乾かします。髪の毛をボリュームアップしたい場合は、手ぐしで後ろ方向に向かって乾かし、髪の毛の広がりを抑えたい場合には、ドライヤーの弱温風やセットモードに切り替えて、斜め上方向から温風を当てて整えましょう。

5.冷風を使って仕上げを行いましょう。セルフケアでは省きがちな手順ですが、冷風を使うことで「髪のキューティクルを引き締める」「はねやクセを抑える」「ヘアスタイルを長時間キープしやすくなる」といった効果があります。

オイルやミルクでのケアも!

髪を乾かす前にヘアオイル、ミルク、洗い流さないトリートメントなどでケアすれば、髪表面のキューティクルが保護できるためより美しい髪をキープできます。髪のパサつきや枝毛・切れ毛が気になる方は、髪を乾かす前にひと手間を加えてみましょう!

オイル、ミルク、トリートメントなどを使う際は、適量を手の平でなじませてから、毛先を中心にやさしく揉みこんでいくのがコツ。根元までトリートメントをつけると、ベタついた印象になるので注意しましょう。

入浴後は正しいケアで美しい髪を!

昔から艶やかな美しい髪は、美人の条件と言われてきました。正しい方法で髪を乾かすことで、ヘアダメージを予防し、艶のある美しい髪を保つことができます。トリートメントなども活用しながらケアを続けて髪美人を目指しましょう!