ダイエット中でも”食べる日”を!チートデイとは?

ダイエットをしているときは、摂取するカロリーを減らすために食事の内容や量に気を使う必要がありますが、ダイエット中にも「好きなものを好きなだけ食べてもいい日」を設けた方が、効果があがることがあります!そこで今回は、ダイエット中でも好きなものが食べられる日=「チートデイ」について解説します。

目次

「チートデイ」とは?

ダイエット中は食事内容や摂取カロリーを制限しながら行います。しかし、ダイエットをしていると直面するのが、急に体重が落ちなくなる「停滞期」です。停滞期とは、恒常的にカロリーを摂らないように食事制限を続けている状態を「飢餓状態になっている」と身体が錯覚し、エネルギーの消費を抑制してしまう状態。

こうした状態を乗り切るためにおすすめされているのが、「チートデイ」です。チートデイとはダイエット中でも好きなものをあえて食べる日のこと!好きなものを食べて摂取カロリーを増やし、「身体は飢餓状態じゃない」と認識させることで停滞期を突破しやすくしてくれます。

チートデイを取り入れるメリット

ストレス解消につながる!

「好きなものが食べられない」というストレスはダイエットのモチベーションに大きな影響を及ぼします。なかには、これが原因でダイエットをやめてしまうという方もいるのではないでしょうか。好きなものが食べられるチートデイをつくることで、食べられないことへのストレス解消やダイエットのモチベーションアップにつながります。

栄養状態を整える

食事制限をしていると、栄養の偏りや必要な栄養素が十分に摂取できていないということも少なくありません。チートデイで制限を緩和することで、普段あまり摂取できていない栄養素を補給することができます。

正しいチートデイのポイントは?

チートデイはある程度痩せてから

体重が順調に減っている段階でチートデイを取り入れてしまうと、単にカロリー消費を阻害しているだけの状態になってしまう恐れがあります。チートデイは停滞期に入ってから取り入れることで大きな効果を発揮するため、まず当面は食事制限と運動を続けていきましょう。チートデイを始める目安はダイエット開始時から、5%ほど体重が減ったころからといわれています。

チートデイの頻度は体脂肪率を見て決める

効果的なチートデイの頻度は体脂肪率によって異なります。目安は以下の通りです。体質や身体の状態などによっても変わるため、一律ではない点には注意しましょう。

女性
25%~30%未満:3週間に1回
20%~25%未満:2週間に1回
15%~20%未満:1週間に1回
15%未満:4日に1回

男性
20%~25%未満:2週間に1回
15%~20%未満:10日に1回
10%~15%未満:1週間に1回
10%未満:4日に1回

チートデイは計画的に!

チートデイは好きなものを食べていい日ではありますが、限度なく飲食をしてもいい日というわけではありません。チートデイをあらかじめ設定しておき、なにを食べるか決めておくと栄養摂取面で効果が高くなったり、暴飲暴食を防ぐことができます。また、「今日は食べ過ぎたから明日はチートデイにする」というような後決めは、モチベーションの低下にもつながる恐れがあるため注意しましょう。もちろん、2日連続でチートデイをつくるなども避ける必要があります。

チートデイを取り入れて効果的にダイエットを!

チートデイは、ダイエットをしているときでも好きなものが食べられる日であり、精神的メンテナンスの面でも効果的。もし、停滞期で悩んでいるのであれば、チートデイを取り入れてみるのも打開策かもしれません。ただし、正しく取り入れなければ逆効果になってしまうので注意が必要です!