してからでは遅い!SNSで炎上しないためのコツ

TwitterやInstagramといったSNSは誰でも気軽に投稿でき、いろんな人と交流できる魅力的なツールです。しかし、使い方を間違えると誰でも簡単に“炎上”してしまう危険性もはらんでいます。“炎上”することなく、SNSを使いこなすために注意したいことをご紹介します。

目次

軽く見ると痛い目に遭う“SNS炎上”

数年前より増えている、SNSでの“炎上”事件。炎上とは、あるユーザーの投稿に他のユーザーの批判が集まり、ネット上で拡散され、さらに多くの人からの批判が殺到して収集が付かなくなる事態のことを指します。

SNS炎上が起こると、ネット上で批判されるだけでなく、ユーザー個人の氏名や住所、勤務先などが特定され、私生活に影響が及ぶことも少なくありません。実際に、飲食店の店員が店舗内での不適切な行為を撮影してSNSに投稿したところ、店舗が特定されてその店員が解雇になったり、店舗が休業に追い込まれたりした事件も何度か起こっています。

では、SNSで炎上しないためにはどんなことに注意すればいいのでしょうか?個人でSNSを使うときに気を付けたいことをまとめました。

機密情報をSNSに書き込まない

例えば自分がアルバイトしている店に芸能人が客として来店したら、SNSに書き込みたくなる人は多いはず。しかし、こういった顧客情報は多くの企業では機密情報(外部への開示を予定していない情報)に当たり、公開することを禁止されている可能性が高いです。

もしSNSへの投稿から顧客情報が漏えいしてしまえば、その発端となったあなたが解雇されるだけでなく、損害賠償請求に発展する可能性もあります。

プライベートな情報を公開しない

「どうせ自分の投稿は友達しか見ないから」と、住んでいる場所や学校、勤め先、行った場所に関する投稿をする、顔写真などを公開するという人もいると思います。

しかし、特定の人しか見られない設定にしない限り、あなたの投稿は全世界の人が自由にアクセスできる状態になっています。その中にはあなたの個人情報を拡散したり、住所や学校・勤務先を突き止めたりする人がいないとは限りません。

センシティブな話題に触れない

政治や宗教、ジェンダーなどのセンシティブな問題についての過激な意見は、他のユーザーの怒りを買いやすく、炎上のリスクを高めます。特に、他の人を傷つけたり攻撃したりするような投稿は避けましょう。

「SNSへ投稿する=全世界に向けて発信する」と心得る

公開アカウントで投稿している限り、あなたのSNS投稿はどんな人でも目にすることができます。投稿する前には「これは全世界の人に知られても問題ない情報か」と自分に問いかけ、安易な気持ちで投稿することは控えましょう。