秋は風邪の季節?今のうちから徹底しておきたい風邪対策

暑い夏が終わり、過ごしやすい秋になるとホッと一息つく人は多いでしょう。しかし、秋は風邪をひいてしまいがちな季節でもあります。油断して、自分や家族が風邪をひいてしまわないためにも、対策は徹底しておきたいところ。ではそのために、どのような行動をとればいいのでしょうか。

目次

秋は風邪をひきやすい季節

秋は風邪をひきやすい季節といわれいますが、その理由はどこにあるのでしょうか。原因を知っておけば、対策もとりやすくなるため、ここでは秋風邪の原因について説明していきます。

夏の疲れ

夏は夏休みやお盆などで、普段より長期の旅行をしたり、けっこうな距離の帰省したりする家庭が多いと思います。そうした疲れの蓄積が、気候の変化とともにドッと押し寄せてくるケースは少なくありません。人は疲れがたまっていると、免疫力も下がってしまうもの。そして免疫力が下がっていると、ウイルスに感染しやすくなるのです。

気候の変化

1日中暑い気温で安定している夏と違い、秋は昼と夜の温度差が激しかったり、急に冷え込む日が出てきたりなど、気候が安定しないのが特徴です。気候の変動が激しいと、それだけ人は自律神経を乱しやすくなります。自律神経が乱れると、疲労がたまりやすくなったり睡眠不足に陥ったりして、体調が崩れやすくなるのです。

湿度の低下

高温多湿な夏に比べ、徐々に秋が深まっていくとそれに従い湿度も急速に低下していきます。乾燥した空気の下では、喉の粘膜が乾きやすくなり、ウイルスの侵入を許してしまいがちなのもポイント。湿度が40%以下にまで下がると、風邪リスクも高まっていくのです。

免疫力を高めるのが大切

秋風邪をひかないためには、しっかりとした免疫作りが大切。免疫を作っていくためには、しっかりとした栄養バランスをとるのが重要です。料理を作る際、以下のような食材を意識的に使うことをお勧めします。

・にんにく、小松菜など:ウイルスの侵入を防止する
・納豆、ヨーグルトなど:腸内環境を整備する
・ショウガ、ねぎなど:体温を上昇させる

そのほか、ビタミンやたんぱく質、ミネラルなどの摂取を心がければ、秋風邪にかかるリスクを軽減できます。

規則正しい生活を送ろう

秋風邪に限らず、あらゆる疾患を回避するため、規則正しい生活は不可欠です。前述した食生活を意識しつつ、睡眠にも気を配るようにしましょう。慢性的な睡眠不足に陥っていると、免疫力が低下してしまうため、しっかりとした睡眠を心がけるようにしてください。

また、衛生面の管理も徹底しておく必要があります。乾燥した気候は風邪のウイルスにとって繁殖しやすい環境のため、外出時はなるべくマスクを装着するようにし、帰ってきたときには手洗いうがいを欠かさないようにしましょう。

家族みんなで秋風邪対策をしておこう!

秋は油断していると風邪をひいてしまいがちです。今回ご紹介した内容を参考に、自分だけでなく家族みんなでしっかり秋風邪対策をしておきましょう。