2022年の花粉は増える?減る?予測をチェック!

季節が移り変わり暖かくなると気分もグッと明るくなります。しかし、毎年春が近づくと「花粉が気になる」という方も多いはず。花粉症は国民病といわれるほど多くの方が頭を悩ませている症状です。そこで今回は、2022年の花粉に関する情報や花粉対策についてまとめて紹介します。

目次

花粉の飛散量予報は「例年並みだが前シーズンよりは多い」

誰もが気になる2022年春の花粉飛散量予報。北海道地方のシラカバ花粉の飛散量は例年より非常に多い予報となっており、例年比の220%、前シーズン比だと310%にも上ります。東北地方から関東甲信、北陸側では、スギとヒノキ花粉の飛散量がほぼ例年並みですが、前シーズンと比べると110~170%と油断できない結果に。

東海よりも南側、東海、近畿、中国、四国地方は例年よりやや少ない予報です。しかし、東海地方は前シーズン比の130%になりますので注意が必要。近畿、中国、四国地方では前シーズン比も70~80%程度と比較的少なめになっています。なお、九州地方は例年並みとなっていますが、油断は禁物です!

花粉の飛散量は都市によっても大きく変化します。住んでいる地域の花粉飛散量を知りたいという方は、気象庁などのサイトから詳細な予報をチェックしてみましょう。

飛散開始は全国的に例年並み、でも飛散期間は長くなるかも!?

2022年の2月は西日本や東日本、北日本の平均的な気温は平年並みか低い予報となっています。冬ならではの寒さで休眠打破が順調に進むことで、スギ花粉の飛散開始時期は各地域で例年並みと予想されています。最も早いのは福岡で2月9日となっており、最も遅いのは秋田の3月7日となっています。

スギ花粉は飛散開始が確認される前から少しずつ飛び始めるため、早めに花粉の対策を行いましょう。

花粉症をうまく乗り越えるには?

花粉症対策の定番といえばマスクや眼鏡の着用ですが、それ以外にはどのような対策ができるのかチェックしておきましょう!

・花粉を付けない洋服選びを!
花粉症対策の根本は「花粉を寄せ付けない」こと。洋服の生地によっては大量に花粉がくっついて、家まで持ち帰ってしまうこともあるため注意が必要です。特にウール素材は綿素材と比べて約10倍花粉が付きやすいという研究結果も……。部屋に花粉を持ち込まないようにするためにも、綿や化学繊維など花粉が付きにくい素材の衣類を選ぶようにしましょう。

・ウイルスだけじゃない!花粉にも「うがい」が効果的!
うがいといえば風邪やウイルス対策というイメージがありますが、実は花粉症対策にも効果的!花粉症の症状には、喉の違和感や痛みなども挙げられますが、これは鼻から吸い込んだ花粉が鼻粘膜の働きによって喉へ送られてしまうため。まずは体内へ花粉を入れないことが重要ですが、あわせてうがいを行って花粉をしっかりと洗い流しましょう。

今年も油断できない花粉!情報収集や対策はしっかりと!

地域によって差はあるものの、2022年も花粉には十分な注意が必要です。住んでいる地域の花粉の飛散時期や飛散量をしっかりとチェックしつつ、対策グッズの活用や生活習慣の改善などを含めて症状を和らげるための対策をしっかりと行っておきましょう。