オンラインのやり取りでも伝わりやすい話し方のコツ

最近では、会議、商談、セミナー、学校の授業などあらゆるやり取りがオンラインで行われるようになりました。場所を選ばずに行えるのはオンラインのメリットですが、その一方で、「話したいことがなかなか伝わらない」と悩んでいる方も少なくないようです。そこで今回は、オンラインでも伝わる話し方のコツについて紹介していきます。

目次

オンラインでの話し方のコツ1「口角を上げて話す」

オンライン会議で重要なのが、声の聞き取りやすさです。対面では伝わるような話し方でも、マイクを通すと聞き取りにくくなることがあります。声が小さい、低い声、ぼそぼそとした喋りは特に伝わりにくい恐れがあるため注意が必要です。

そこで意識したいのが、口角を上げて話すこと。口角を上げることで、自然と声がワントーン上がり、口を大きく開こうとするので声の大きさやボソボソとした喋り方も解消できます。また、口角を上げると自然と明るい表情になり、相手にいい印象を与えられるのもポイントです。

オンラインでの話し方のコツ2「抑揚をつけてロジカルに話す」

いくら声が聞き取れても、話の内容が伝わらなければ意味がありません。考えていることをダラダラと話しているだけでは、「結局何が伝えたかったのかわからない」となってしまう恐れも……。しっかりと意図を伝えるためには「ロジカルな話の展開」や「抑揚」が重要です。

「結論→現状分析→原因→今後の目標・対策」のように、ロジカルかつシンプルな話の展開を意識することで話の全貌が理解しやすくなります。そのうえで、重要な部分はゆっくりはっきりとしゃべるなど、抑揚をつけることで相手に要点を印象付けることができます。
また、自分の発言に対して、他の参加者からのリアクションという発言も考えられます。
過度に長い発言にならないように、周囲の発言がどこで返ってくるかというタイミングも、考えつつの話し方を意識しましょう。

オンラインでの話し方のコツ3「体の動きも重要なポイント」

オンライン会議で、より相手に話の内容を伝えるためにはジェスチャーを交えることも効果的です。話に合わせてジェスチャーを取り入れることで、参加者がより直感的かつ具体的なイメージを抱きやすくなります。ただし、話に関係なく体がゆらゆらと揺れたり頻繁に姿勢を変えたりすると、「落ち着きがない」「自信がなさそう」という印象を与えてしまう恐れがあるため注意しましょう。

効果的なジェスチャー例

・「提案は3つあります」という会話に合わせて指を3本立てることで、それぞれの提案に意識を向けさせる

・「これくらいの大きさで」という話のときに手で大きさを示す

オンラインでの話し方のコツについてのまとめ

オンラインでは、対面以上に声や話し方、振る舞いを意識することが重要です。大切なオンライン会議で困ってしまわないように、普段から「伝わる話し方」を意識して練習してみてはいかがでしょうか!