「しっかり食べる」がコツ！リバウンドしないダイエット！

どうにかしてスリムになりたいという気持ちもわかりますが、「食べなければ痩せる」というのは短絡的な考えと言えそうです。確かに食べないことで一時的には痩せることができるかもしれませんが、そうしたダイエットは体調のバランスを崩したり、リバウンドも起こしやすいためおすすめできません。食べないダイエットが失敗に結びつく原因としては、「筋肉量の低下」が挙げられます。

ダイエットで引き締まったボディを手に入れるためには筋肉が必要不可欠。しかし、食事量が減ると筋肉の生成・維持に必要な栄養素が不足し、筋肉が分解されてしまいます。すると、痩せたのはよいものの、締まりのない体になってしまうのです。
また、筋肉量が落ちることで代謝が低下するため、脂肪が溜まりやすくなったり疲れやすくなったりもしてしまいます。筋肉が少なく脂肪を溜め込みやすい状態というのは、リバウンドのリスクが高く、痩せるのには効率が悪い体質ということになります。これでは本末転倒。そんなことにならないように、正しいダイエットを心がけましょう。

ダイエットを実施する際は、「食べないで痩せる」ではなく「太らないものを食べて痩せる」という意識で行っていくのがおすすめです。ダイエット中の食事というとカロリーばかりに目を向けがちですが、カロリーだけでなく糖質も注意しておかなければいけません。糖質は血糖値を上昇させ脂肪を溜め込みやすくしてしまうためしっかりとチェックしておく必要があります。食べるダイエットの献立を考える際は、大まかに以下の3点を抑えておきましょう。

・主菜には糖質をあまり含まない肉や魚を
・副菜で野菜をしっかり食べ、酵素や食物繊維を摂取
・ご飯は少し量を減らして100g程度に

野菜をたくさん食べるのはよいことですが、イモ類やコーンなどには糖質が多く含まれているものがあるため、注意が必要です。

ダイエット中にお酒を飲むのであれば、ビール・日本酒など糖質の高いものを避け赤ワイン・ウイスキー・焼酎などを飲むとよいでしょう。また、お酒を飲む際はついついおつまみを食べすぎてしまうというのも太る原因。「飲んでいるときくらいは……」と考える方もいるかと思いますが、おつまみも太らないものを選ぶようにして、時にはグッと我慢することも必要です。

ダイエットをするのであれば、「食べない」よりも「太らないものを食べる」ようにするのがおすすめです。ダイエットを成功させて素敵なメリハリボディを手に入れるためにも、食生活の改善を行っていきましょう。ただし、「太らないもの」とはいっても0カロリーではないので、食べすぎてしまわないようには注意してくださいね！