あっ!やっちゃった!服についたシミの落とし方は!?

普段気をつけていても、油が飛んだりコーヒーをこぼしたりして、服にシミを作ってしまうこと、ありますよね。「あっ! やっちゃった!」と慌てて拭いても汚れが落ちず、落ち込む人も多いのではないでしょうか。そんな人たちのために、今回は服についたシミの落とし方をご紹介します!

目次

まずはシミの種類を確認!

シミがついてしまったとき、まずやるべきなのがシミの種類(油性、水性など)の確認です。

シミは種類によって落とし方が異なってくるため、ここはしっかりと確認が必要です。同様に、シミがついた服の繊維も調べる必要があります。これは服の繊維を確認しないままシミ抜きをしようとすると、かえって悪化させてしまう可能性があるためです。

また、素材確認の際に衣服の洗濯絵もチェックしておきましょう。レーヨン素材やシルクなど、水洗いに適さない服や素材がデリケートな服の場合は、家庭でのシミ抜きが難しい場合もあります。

時間が経ったシミの場合は……

つけたばかりのシミに比べ、時間の経ったシミは厄介です。何によってついたシミなのかはっきりしない場合が多く、対処に手間取るケースが多く見られます。加えて時間の経ったシミは、繊維の奥にまでシミが浸透してしまっており、落ちにくいのも特徴の1つです。

こうした場合は、まずそのシミが「油性」か「水性」であるかを判断する必要があります。
アルコールやベンジンなどで汚れが落ちるかを試してみて、落ちれば油性、落ちなければ水性と判断しましょう。性質が判明したら、それぞれに適した落とし方をしていきましょう。

▼油性のシミの落とし方
・ティッシュやタオルをアルコールやベンジンに浸し、衣服のシミ部分全体を叩く
・食器用洗剤や衣類用洗剤を水で薄めた後、シミ部分を叩く。
・シミ部分をぬるま湯でもみ洗い。
・洗濯機で洗濯

▼水性のシミの落とし方
・食器用洗剤や衣類用洗剤を水で薄めた後、シミ部分を叩く。
・シミ部分をぬるま湯でもみ洗い。
・洗濯機で洗濯

厄介なシミはこうして落とす!

基本的には上記でご紹介した方法でシミを落とすことができますが、中にはクレヨンのように油性なのか水性なのか分からないシミや、一般的な方法では落ちない手ごわいシミも存在します。ちなみにクレヨンは油性のため、上記した油性のシミの落とし方を試せば落ちるはずです。

厄介なのが、ワインによるシミ。ついてからすぐであれば炭酸水や塩で洗ったり、オキシドールを使ったりして落とすこともできますが、時間が経過してしまうとなかなか通常の方法ではシミを落とすことができません。
こうした場合は漂白処理によってシミを落とす必要がありますが、素人の手では衣服にダメージを与えてしまう場合があるため、可能であればなるべくプロに依頼をするのをおすすめします。

シミはついたらすぐ落とすのが大事!

シミ落としで大事なのは、ついたらその場ですぐに対処することです。すぐにシミを落とすのと、しばらく放置してから落とすのとでは段違いに落ち方が違います。迅速な処理を心掛けましょう。