長距離移動はなぜ疲れる?疲労の原因と対処法

飛行機や新幹線などで長距離移動をするときはどうしても疲労が溜まりがち。しかし、なぜ長距離移動には疲労がつきものなのでしょうか?疲労の原因と、なるべく疲れないようにするコツをご紹介します。

目次

長距離移動で疲労を感じる原因とは?

飛行機や新幹線、車などの乗り物での移動は振動を伴います。気にしていないつもりでも、常に揺れを感じる環境の中にいると、体は無意識に緊張するもの。その緊張が、疲れの原因です。乗り物酔いをしやすい人なら、いっそう疲労を感じやすくなります。

また、乗り物の狭い座席では自由に体勢を変えることもできません。同じ姿勢を長時間続けたり、無理な姿勢を取ったりすることで筋肉がこわばることも疲労につながります。

疲労対策①揺れにくい席を選ぶ

振動が疲労の原因となることが多いため、飛行機や新幹線ではなるべく揺れにくい席を選びましょう。

新幹線なら車両真ん中あたりの通路側の席、飛行機なら前方の中央席がもっとも振動の少ない席だと言われています。チケットを購入する際は早めに席を指定し、少しでも快適な時間を過ごしましょう。

疲労対策②イヤホンやアイマスクを使用する

新幹線や飛行機の中では、体に感じる振動だけでなく、車体が揺れる音や窓の外を流れる景色、人の話し声なども疲労の原因に。イヤホンや耳栓、アイマスクを持参し、音や光をシャットアウトすると疲労が軽減されます。

疲労対策③きちんと水分補給をする

新幹線や飛行機の車内はエアコンが効いて想像以上に乾燥しています。脱水状態になると気分が悪くなりやすいため、こまめな水分補給をオススメします。

「水分を摂るとトイレに行きたくなるので面倒」という方もいるかもしれませんが、トイレに行くために立ち上がって歩くことで、血行を改善し疲労を軽減できるという効果もあります。ぜひ積極的に水分を摂り、1時間に1回程度はトイレに行きましょう。

ちょっとした工夫で長距離移動を快適に

疲労が溜まりやすい長距離移動ですが、席選びや席での過ごし方など、ちょっとした工夫をすることで、疲労軽減が期待できます。車内での長い時間を少しでも快適に過ごしたい方は、ぜひ試してみてくださいね!