知っているようで知らない……iPhoneとAndroidって何が違うの?

皆さんが使用しているスマホには「iPhone」「Android」といった種類があり、大きな違いがあります。この両者はどんな違いがあるか、それぞれにどんなメリットやデメリットがあるかを知っていますか?ここでは、それぞれのスマホの特徴をご紹介します。

目次

iPhoneとAndroidはOSが違う!

iPhoneもAndroidも似た機能を持つスマホですが、それぞれ搭載されているOSが異なります。OSとは、スマホを動かすための基本となるソフトウェアのことで、「スマホの頭脳」と言えます。

iPhoneには「iOS(アイオーエス)」、Androidスマホにはその名の通り「Android(アンドロイド)」というOSが入っており、似ているけれど実は機能がまったく違います。

iPhoneは、古い端末でも常に最新バージョンのiOSをアップデートすることで、一つの端末を長く使うことができます。一方、Androidスマホは、キャリアによってOSがアップデートできないこともあり、古い端末では扱いに困ってしまうことも少なくありません。ただし、Googleが発売している「Pixel」シリーズでは、常に最新バージョンのOSが提供されます。

iPhoneを選ぶメリットとデメリットとは

iPhoneでは、常に最新バージョンのiOSを利用できます。また、MacBookシリーズやApple Watchをはじめとした同じApple製品とスムーズに連携を行える点がメリットです。

他にも、次のようなメリットがあります。

・操作がシンプルで使いやすい
・アプリやゲームの種類が豊富
・比較的セキュリティリスクが少ない

ただし、iPhoneのバックアップを行うiCloudはデフォルトの容量が5GBしかなく、容量を増やしたい場合は、追加料金を払わなければならないというデメリットもあります。

Androidを選ぶメリットとデメリットとは

Androidスマホはさまざまなメーカーから販売されており、機能や画面のサイズ、デザインの選択肢が豊富です。価格も幅広く、安いものなら1万円台から手に入ります。音質やカメラの性能がよい種類も多く、質にこだわりたいユーザーから選ばれています。

iPhoneとは異なり、Androidスマホには「戻る」ボタンが備わっています。操作中に「前の画面にすぐに戻りたい」というとき、片手しか使えないときってありますよね?そんな場合もボタン一つで簡単に前の画面に戻ることができるのが特徴です。

さらに「Android 7.0 Nougat」からは、同時に2つのアプリを開くことができる機能が搭載されています。iPhoneとは違い、別のアプリを開くときにわざわざアプリ画面を一度閉じる必要がないため、動画を見ながらSNSを利用するなどの多様な使い方が可能です。

しかし、Androidはスマホの操作が苦手な方、パソコンでのバックアップがうまくできない方にはあまりおすすめできません。また、iPhoneのように他の製品と連携しているゆえの利便性は期待できないので注意しましょう。

スマホ初心者にはiPhoneがおすすめ!

操作が簡単で他の機器との連携が簡単という点から、スマホ初心者にはiPhoneをおすすめします。一方、スマホの扱いに慣れていて好きにカスタマイズしたいという方、音質やカメラの性能を重視したいという方にはAndroidスマホはぴったりです。自分が何を重視するかを整理し、最適なスマホを選びましょう。