大掃除のポイント!

年末は大掃除のシーズンです。 レンジフードや冷蔵庫、大きな家具の裏側など、普段掃除の行き届かないところをキレイにするタイミング。この際ですからもう一歩進んで普段は見過ごしているおウチの中のあれこれを点検してみましょう。

目次

ドアのお手入れ

ドアの板面に、手や指の跡や子どもの落書きがあっても、毎日見ていると自分ではあまり気にならなくなっていても、訪問客の目線では、結構気付かれてしまっているものです。訪問客の目線で一度見直してみましょう。

また、ドアノブ、ドアレバーの表面にも結構汚れが知らず知らずに付いています。古くなった下着などを雑巾代わりに空拭きをすると輝きを取り戻します。
汚れがひどい時は、中性洗剤を少し使いながらお手入れし、ドアノブ、ドアレバーの表面に水分を残さないように、最後にしっかり空拭きで仕上げてください。

見過ごせないドアの点検

ドアの開け閉めはどうですか?
扉自体に歪みを感じたら蝶つがいの具合を確認する必要があります。ドアノブ、ドアレバーはどうですか?ドアを開け閉めするたびに触れている割には、気にしたことがなかったという方も多いのではないでしょうか。

ドアノブ、ドアレバーは外観のシンプルさに反して内部構造は複雑な作りになっています。
開け閉めの頻度が高いなら、時々は点検をしましょう。大掃除に必ず点検をする習慣にしてしまうことをお勧めします。

ドアノブ、ドアレバーを握って見て、本来の稼働方向以外の動きやガタガタした弛みがないか、ドア側面のラッチボルトという出っ張りが、スムーズにドアノブ、ドアレバーの操作通りに出たり引っ込んだりするか?など確認してみてください。

カギ付きのドアはカギの動作の確認も忘れずに。

ガタつきをネジの締め直してで解決しない時やガタつきが再発するような時は取り替え時と判断しましょう。早めの交換をお勧めします。

水道や電気製品の故障と違って、ドアノブ、ドアレバーの不具合は一見緊急性が低いようにも思われますが、軽視していると閉じ込めなどの思わぬ事故に繋がらないとも限りません。
そう頻繁にはない大掃除の機会を活かして、ぜひ点検してみてください。

より詳しい情報はこちらをご覧ください

ベランダやバルコニーの物干し金具お手入れ

ベランダやバルコニーに設置してある物干金具。壊れにくいモノが多いですが、大掃除の機会に点検と掃除をしましょう。

落ち葉やホコリや鳥のフンなどが溜まってしまっていると可動域が狭まったてしまいます。汚れたまま何年間も放置していると、取れなくなってしまいます。物干金具のアーム等は雑巾などで空拭きをしておきましょう。

フスマ・障子のメンテナンス

年末年始、実家などに帰省してご両親などの大掃除に手を貸す方もいらっしゃるでしょう。フスマや障子の汚れ落しや貼り替えをして終わったと思っている方、開け閉めのスムーズさはいかがですか?

建物の年数が経つと敷居なども底面が傷んで、開け閉めがスムーズに行かなくなるものです。
敷居に「敷居スベリ」を貼ると、フスマや障子がスムーズに敷居を動くようになります。

既に「敷居スベリ」を貼ってあるおウチは、「敷居スベリ」の表面を触ってみてください。「敷居スベリ」の表面のタテのスジのデコボコがしっかり残っているか、またスジの間にゴミやホコリが詰まってスベリが悪くなっていないかをご確認、もしデコボコがすり減っているようなら、新しい「敷居スベリ」に貼り替えをお勧めします。開閉は快適になりますよ。

表面の凸凹具合を触って確認

まとめ

折角の大掃除です。ふだん手がけないことにも気を配ってみましょう。
おウチの中がキレイになるのは、それだけでも気持ちが良いものですが、ちょっとしたメンテナンスを心がけるだけで、暮らしがより快適になります。

業者さんや有料ホームサービスに頼む手もありますが、自分でもできることはトライしてみるのもひとつの知恵です。