資格取得を趣味に！取りやすい資格・役立つ資格とは

整理収納アドバイザーは特定非営利活動法人「ハウスキーピング協会」によって認定される資格です。3級～1級までの資格で、2級までは比較的手軽で簡単に取得することができると言われています。

・3級取得
3級取得には試験がなく「モノの整理」「心の整理」「時間の整理」などをテーマとした講座を受けることで取得することが可能です。具体的なテーマに基づいた講座を受けることで、すぐに生活の中に取り入れることができます。
・2級取得
2級取得には「整理の考え方」「整理の方法」「収納のコツ」といった3級に比べてより実践的な内容の講座を受け、最後にまとめのテストを受験することで取得することができます。テストの内容も難しいものではなく合格率も高いです。
・1級取得
1級取得には整理収納のプロフェッショナルとして活動が出来るような考え方や知識が身についているのかが判断されます。二日間の予備講座や実習を受け1次試験、2次試験に合格することで取得が可能です。1次試験はマークシート形式の筆記試験、2次試験はプレゼン形式の研究発表となっています。1級に合格することで整理収納アドバイザーとして活動することができるようになります。

インテリアコーディネーターは公益社団法人「インテリア産業協会」によって認定される資格です。マークシート形式の学科試験の1次試験とプレゼンテーションや論文といった2次試験に合格することが条件となっており少し難易度は高いかもしれませんが、協会主催の通信教育なども行われているため、しっかりと勉強すれば取得が可能な資格と言えます。

インテリア関連の仕事自体はこの資格がなくても従事することは可能ですが、この資格を取得しておくことでデザイン事務所やリフォーム業者、家具メーカーなどへの就職や転職で有利になることや、フリーランスとして働く際もお客様の信頼を得ることができるでしょう。

食生活アドバイザーは一般社団法人「FLAネットワーク協会」によって認定される資格です。現在は3級と2級の検定が行われており、それぞれの試験を受けることによって取得することができます。

試験で問われるのは以下の科目で、これは3級、2級とどちらも同じです。
・栄養と健康
・食文化と食習慣
・食品学
・衛生管理
・食マーケット
・社会生活

消費者としてだけでなく製造者の立場に立った問題や社会、食に関する時事問題など社会的な問題も出題されます。

3級はマークシート形式の選択問題、2級ではマークシート形式の選択問題に加え記述形式の筆記問題が出題され、合計点数の6割以上を取ることができれば合格となっています。合格講座や通信教育なども行われていますが、独学で取得する人も多く、コストを抑えながら自分のペースで資格の取得を行うことも可能です。

食生活アドバイザーは飲食業や食品業界を始め、医療や介護などの食に関する幅広い場所での活躍が期待できるでしょう。もちろん仕事のみならず、ご自身や家族の食生活をより豊かなものに変えていくための足がかりとすることもできます。

資格の中には生活に密着した物が数多く存在します。資格取得を目指して家事や育児の合間に勉強をすることで、資格取得に至らなくても生活をより豊かにする知識を蓄えることができるはずです。ちょっとした時間の使い道に悩んでいる方は資格の取得を考えてみてはいかがでしょうか？