日商簿記検定
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日商簿記検定はどんな資格?
働く人の基本スキルとしてさまざまな職業で重宝される簿記。その理解力を表す簿記2級以上の資格は企業が求める資格として高く評価されています。簿記というと経理などの仕事を思い浮かべる方も多いかと思いますが、多岐にわたる分野で活躍が可能なため持っていて損はない資格といえるでしょう。
日商簿記検定試験について
簿記には3級、2級、1級がありますが、一般的に履歴書に書けるのは2級からと認識されています。日商簿記検定試験に特別な受験資格は設けられていないため、いきなり2級から受験することも可能です。ただし、当然ながら3級レベルの知識がなければ2級の知識を理解することは難しいため、3級と2級を続けて勉強するようにしましょう。
MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
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MOSはどんな資格?
仕事ではエクセル・ワード・パワーポイントといったマイクロソフト系のオフィスソフトを使用するシーンが多いはず。MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)とは、その名の通りマイクロソフトオフィスに関する基礎知識や実践スキルがあることを証明する資格です。リモートワークが導入される中での業務効率化のニーズが高まっていることもあり、業務でも活用可能な注目を集めている資格とされています。
MOSの試験について
MOSには初心者からでも合格を目指しやすい「スペシャリストレベル」と効率的なソフトの活用が求められる「エキスパートレベル」の2つのレベルがあります。またバージョンによって出題形式が異なるため、事前に受験するレベルとバージョンをしっかりと決めてから勉強するようにしましょう。
宅地建物取引士
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宅地建物取引士はどんな資格?
おうち時間を利用して就職や転職の足掛かりを作りたいという方におすすめなのが「宅地建物取引士」です。不動産の売買や賃貸に欠かせない資格であり、この資格がなければ不動産取引における「重要事項の説明」「説明書への記名と押印」「契約書への記名と押印」などの業務を行うことができません。そのため、取得すれば転職活動はもちろん独立開業も含めたキャリアアップを見込むことが可能です。
宅地建物取引士の試験について
宅地建物取引士資格試験の合格率は平均で15%前後となっており、取得難易度の高い資格といえるでしょう。試験は4択のマークシート方式で50問中7割~8割ほど正解しなければいけません。試験では法律や法令などの問題が多く出題されるため専門用語も多く、暗記力や理解力が求められます。
増えたおうち時間で資格の勉強を始めてみては?
資格試験は簡単なものではありませんが、新型コロナウイルスの流行により増えたおうち時間を資格の勉強にあてることで独学での資格取得も不可能ではありません。「独学では心配……」という方は通信講座や塾のオンラインコースを活用するのも一つの手。先行きが不透明な時代だからこそ、資格の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。
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