雨が続く季節……持ち歩くからこそ知っておきたい傘の選び方

もうすぐやってくる梅雨。雨が続くということはその分傘の出番が増えるということ! そんな雨の日の必需品である傘を選ぶとき、「使えればいいや」と適当に選んではいませんか?傘は雨の日に必ず使うものだからこそ、少しだけこだわって選んでみましょう。そこで今回は傘を選ぶポイントをご紹介します。

目次

傘の大きさをチェック!

傘のサイズは、40cm~80cmほどの間で分類されていますよね。「せっかくなら大きい方が雨に濡れなくていい!」と大きめの傘を買っている方も多いでしょう。たしかに傘が大きければ雨から守れる範囲は広くなりますが、その分場所をとったり重くて持ち歩きが大変に……。

「自分に適した傘のサイズがわからない」と悩む方は、以下のポイントを意識して選んでみましょう♪

・40cm~50cmの傘
一般的な大人用の傘では最も小さく、小回りや持ち運びがしやすいサイズ。日傘やコンパクトな折りたたみ傘はこのサイズであることが多いです。

・55cm
折りたたみ傘の標準的なサイズです。長傘の場合はやや小ぶりで、小柄な女性でも扱いやすいサイズといえるでしょう。

・58cm~60cm
女性用長傘の標準的なサイズで形状のバリエーションも多く取り扱われています。女性で長傘を探している場合は、まずはこのサイズを基準に考えてみましょう。

・65cm
万能なサイズ感で、老若男女問わず多くの人から人気を集めています。58cm~60cmサイズでは物足りないという女性はこちらを検討してみましょう。

・70cm
身体を覆う範囲が広く、身長170cm以上の方にオススメのサイズです。やや重さがあり、広げた際に周囲の人と接触しやすい点に注意しましょう。

・80cm
70cmよりもさらに大きく、身長180cm以上の方にオススメのサイズです。広範囲をカバーしてくれますが、その分重くなり周囲と接触しやすいのが難点です。また風の影響を受けやすい点にも注意が必要です。

素材や構造をチェック!

傘の生地や骨の素材や作りに注目してみましょう。パッと見ではどれも同じように見えるかもしれませんが、実はそれぞれ大きな違いがあります。

生地

・ポリエステル
一般的に傘に使われていることが多い素材。軽くて丈夫かつ発色が良いのが特徴です。ただし、色移りしやすいというデメリットがあります。

・T/C
ポリエステルと綿を混ぜた生地です。主に晴雨兼用傘や日傘などに使われています。ポリエステルの軽さと綿の独特な風合いの両者の長所を合わせた素材といえるでしょう。

・ポリエチレン
ビニール傘で使用される素材です。以前のビニール傘ではPVCと呼ばれる素材が使用されていましたが、燃えるとダイオキシンが発生することやビニール同士がくっついてしまうといった難点があり、現在ではポリエチレンが主流となっています。PVCで見られたデメリットはなくなっているものの、傷がつきやすく白濁しやすいというデメリットがあります。

傘を支える骨は重さや強度をつかさどる部分。一般的には骨の本数が増えれば強度が高くなりますが重くなります。しかし、近年ではグラスファイバーやカーボンといった軽い素材を使用しているものも多く、軽くて丈夫な傘も増えています。傘を選ぶ際は骨の本数や素材にも注目しておきましょう!

デザインをチェック!

せっかく傘を持つならかわいいデザインがいいですよね。もしかしたら「いつもデザインだけで選んでいる」という方も多いかもしれませんね。雨の日は気分も落ち込みがちになりますが、お気に入りデザインの傘があればちょっぴり気持ちも盛り上がるはず♪

自分のコーデにあったデザインを選ぶも良し、好きな色で選ぶも良し、最近増えている内側にプリントが施してある傘を選ぶのも良いかもしれません!ただし、仕事でも使いたい場合はビジネスシーンでも浮かない落ち着いたデザインのものを選ぶようにしましょう。

しっかりと傘を選んでみませんか?

普段なんとなく選んでしまいがちな傘。しかし、じっくりと選んでみると使い勝手・デザイン・強度など自分にピッタリのものがきっと見つかるはず!傘の活躍が増える梅雨本番の前にしっかりと傘を選んでみてはいかがでしょうか。