ゲリラ豪雨は予測できる?遭遇したらどうするのが正解?

台風シーズンなどではゲリラ豪雨など急な大雨が降ることも少なくありません。いつ豪雨に遭遇するかわからないからこそ、いざというときに困らないようにしておきたいもの。ここでは、ゲリラ豪雨に遭遇した際に身の安全を守る方法や対策について解説します。

目次

ゲリラ豪雨は予測できる?

ゲリラ豪雨は、台風など特有の高音や湿度が原因で急激に発達した積乱雲が、「急な大雨」「雷」「ひょう」「竜巻」などの現象をもたらします。積乱雲が発達するスピードが非常に速いため、ゲリラ豪雨を予測することは非常に難しいといわれています。

ただし、最近では雨雲の観測やAI技術が発達しており、ゲリラ豪雨の発生を数分~30分前に予測するアプリなども登場しつつあります。

ゲリラ豪雨に遭遇したらどうする?

ゲリラ豪雨は予測が難しくいつ遭遇するかわからないもの。それだけに、遭遇した際の対処法をチェックしておくことが大切です。

安全な建物に避難する

ゲリラ豪雨は、大雨だけでなく雷、竜巻など、身に危険が迫ることも十分にあります。そのため、外出時にゲリラ豪雨に遭遇した場合は、スーパーやデパートなど頑丈な建物に避難しましょう。

今後の雨雲の動きを把握する

ゲリラ豪雨は、短時間に狭い範囲で大雨をもたらすのが特徴。そこで雲行きが怪しいと感じたら、お天気アプリやサイトをチェックして、雲の状況や降雨予測などをチェックしておくと安心です。

危険な場所に近づかない

水は下へと流れるため、地下や道路のアンダーパスなどは水が流れこみやすくなります。そのため、ゲリラ豪雨が発生した際は地上などへ移動しましょう。

冠水している場合は水深に注意!

歩行可能とされている水深は50cm程度、流れが速い場合は20cmほどでも危険とされています。ぱっと見はたいしたことないように思えるかもしれませんが、道が冠水している場合は無理に移動せずに高いところで助けを待ちましょう。また、冠水した道は足元が見にくくなり側溝やマンホールに気づきにくいため注意が必要です。

車の運転にも注意が必要

雨が激しくなると、「前方や周囲が見えにくくなる」「スリップしやすくなる」「冠水によって車が故障する」などのリスクがあります。また、歩行者や自転車が先を急ごうとして急に道路を横断するケースも……。そのため、雨が激しくなったら安全なところに駐車して運転を中断することを考えましょう。

ゲリラ豪雨に備えることも大切!

突発的に発生するゲリラ豪雨だからこそ日頃から備えておくことも大切!では、ゲリラ豪雨への備えにはどのようなものが挙げられるのでしょうか。

避難場所の確認、避難の準備をしておく

ゲリラ豪雨はただの雨ではなく、時には大きな被害をもたらすこともあります。そのため、事前に避難場所の確認や避難道具の用意をしておくと安心です。また、避難勧告や避難指示があった場合は、「まだ大丈夫」と考えずに速やかに避難しましょう。

側溝や排水溝のチェックを

側溝や排水溝にゴミが詰まっていると、水があふれる原因になります。まずは、家の周囲の側溝や排水溝の位置を確認しておき、ゴミが多い場合は取り除いておくと安心です。

停電に備える

ゲリラ豪雨によって停電することも少なくありません。そこで、懐中電灯、ラジオ、非常食の用意、スマホの充電、お風呂に水をためておくなどの停電対策をしましょう。また、車のガソリンやEV車の充電をしておくことで、停電時も車内のエアコンやスマホの充電などが可能です。

ゲリラ豪雨対策をしっかりと

ゲリラ豪雨は予測の難しいだけに、身を守るためには対処法や備えを知っておくことが大切。いざというときに困らないためにも、天気チェックはもちろん、万全の準備・対策をしておきましょう!