プチプラなのに超優秀スキンケア!?馬油のもつ驚きの美肌効果

古くから民間療法では「やけどの特効薬」として知られる馬油(ばあゆ)。馬の脂肪から精製した軟膏のような油です。実はこの馬油が、やけどに効くだけでなく高い美肌効果をもつとして、美容好きの女性たちから再び注目を集めています。その驚きの美肌効果とは、いったいどんなものなのでしょうか?

目次

馬油の美肌効果

馬油は、人間の肌が本来もつ保湿成分「セラミド」によく似た成分をもっています。そのため、肌に塗るとすぐに角質層まで浸透し、内部の水分保持向上を促します。水分を保つことで、キメ細かくなめらかな肌に導いてくれるのです。

また、肌の表面に油膜を張るため、外気の乾燥や細菌の侵入から肌を守る効果も。
乾燥してガサガサしてしまう方、肌荒れしやすい方にはぴったりです。軽いヤケドや擦り傷ができたときも、皮膚の回復を早めてくれるんだとか。

効果的な使い方

馬油はよく伸びるため、使用するのは少量でOK!量が多すぎると肌の表面がベタベタするので、顔全体の面積に対しては、米2~3粒ほどの量で十分です。肌や手が濡れた状態のほうが伸びがよいため、洗顔やお風呂上がりの直後に、手のひらに広げて顔や身体などに薄く伸ばします。

使用する順番としては、馬油→化粧水→(美容液→)乳液やクリーム。
肌が敏感になっているときは、馬油のみや化粧水+馬油だけのシンプルケアがオススメです。

馬油は「油焼け」の心配がないので、朝も使用できます。ベタつくのが嫌な場合は、夜よりも少ない耳かき1杯分程度の量を使用しましょう。少し時間を置いて角質層への浸透を待ち、表面がサラッとしてからメイクをすると、化粧崩れを予防できます。

「馬油パック」でさらに美肌を目指す

馬油は普段のスキンケアにはもちろん、ここぞというときのスペシャルケアにも使えます。代表的なのが「馬油パック」。朝の洗顔前に馬油を顔全体に塗り、5分程度待ちます。その後、コットンなどでやさしく拭き取ってから通常通り泡洗顔を行います。肌がしっとり・すべすべになり、化粧ノリもアップしますよ♪

また、入浴中のパックに使うのもおすすめ。お風呂の中で、メイクを落とした状態の肌に馬油を塗って10~15分放置し、洗い流します。ベタつきが気になれば、朝の馬油パックのときのように泡洗顔をしてもOKです。うるおってプルプルの、キメ細かい肌に導いてくれます。

馬油で荒れ知らずの肌を目指しましょう♪

馬油はお値段もリーズナブルで、肌にやさしく手軽に使えるスキンケア。お家に、ひとつ常備しておいて損はありません。肌の健康を考えるなら、できるだけ無添加で純度の高いものを選びましょう。ドラッグストアなどではいろんな種類の馬油を購入することができるため、ぜひチェックしてみてくださいね!