秋の絶景を楽しむ!おすすめの紅葉スポット4選

秋といえば、山々が赤や黄に色づく紅葉の季節。10月から11月にかけての短い時期しか楽しめない景色は、見る者を魅了してやみません。紅葉スポットは全国に数え切れないほど存在するため、どこを訪れたら良いか悩む方もいるでしょう。そんな方に対して、関東と関西2つの地方から、この秋訪れたい紅葉スポットを2つずつご紹介していきます。コロナの懸念もあるので、アウトドアではありますが、お出かけの際は”密”にも気をつけましょう。

目次

都心から通いやすい紅葉の名所/高尾山(東京都八王子市)

紅葉を見に行きたいものの、忙しくて遠出は難しい……そんな方におすすめしたいのが、東京都八王子市にある「高尾山」です。都心からは1時間ほどで訪れられるスポットで、関東近郊の方なら日帰りで紅葉を楽します。標高599mの高尾山は、ケーブルカーやリフトが設置されており、気軽に山腹まで到着できるのもポイント。

イロハモミジを中心とした赤い紅葉は非常に美しく、遠方に見える都心のビル群とのコントラストを楽しめるでしょう。高尾山の近くには温泉も設置されており、山登りで疲れた身体を癒やしてくれます。

夜間に照らされる紅葉が幻想的/弥彦公園もみじ谷(新潟県西蒲原郡)

新潟県西蒲原郡にある弥彦村。新潟県でも屈指のパワースポットとされるこの場所は、約4万坪にもなる広大な「弥彦公園」や温泉郷が広がる観光地として、多くの観光客が訪れます。今回おすすめしたい紅葉スポットは、弥彦公園内にある「もみじ谷」です。朱色の観月橋に沿うように色とりどりの紅葉が並ぶ姿は、一見の価値があるでしょう。

また、弥彦公園もみじ谷では、毎年10月の終わりから11月の中ごろにかけて紅葉の夜間ライトアップを実施しています。暗く静かな空間にライトアップされた紅葉が浮かび上がる姿は、非常に幻想的。日中とは一味違った雰囲気が楽しめるため、1日かけて紅葉を楽しめたい方におすすめです。近くには温泉郷があるため、冷えた身体も温めてくれます。

太閤・豊臣秀吉が築いた紅葉の名所/北野天満宮(京都府京都市)

紅葉というと、京都を思い浮かべる方も少なくないはず。実際、京都には数多くの紅葉スポットが存在します。そのなかでも今回おすすめしたいスポットが「北野天満宮」です。全国の天満宮の総本社として知られるこの地の境内には、あの豊臣秀吉が築いた「御土居」という史跡があります。

この史跡には350本程度のもみじが植えられており、紅葉の季節は圧巻の一言です。また、「三又の紅葉」と呼ばれる樹齢350年以上となる非常に古い木もあり、ただ美しいだけでなく歴史も感じられるスポットとなっています。京都の中心地から訪れやすく、近くには京都御所や仁和寺がある点も魅力的です。

3000本の紅葉が楽しめる植物園/神戸市立森林植物園(兵庫県神戸市)

「これぞ秋」といえるような、見渡す限りの紅葉を楽しみたいのであれば、兵庫県神戸市にある神戸市立森林植物園がおすすめです。日本の樹木だけでなく、世界各地の樹木が植栽されているこの植物園には、約3000本ものもみじが植えられています。

また、もみじの種類も豊富で、その数は38種。それぞれ色づき方も異なるため、飽きることなく紅葉狩りを楽しめるでしょう。園内にはその他の植物も数多くそろえられているほか、カフェや雑貨店も設置されているため、家族で訪れるスポットとしてもおすすめです。

さまざまな紅葉スポットで秋を楽しもう!

美しい紅葉を見れば、日頃仕事や家事で疲れた心をリフレッシュできるはず。短い秋を満喫するためにも、ぜひ今年の秋は各地の紅葉スポットを訪れてみてください!