教育にも!子育てにピッタリな絵本「3選」

絵本は子どもを楽しませるだけでなく、知育や感受性の向上にも役立ちます。しかし、一口に絵本と言ってもその数は膨大であり、「どれを選んだら良いかわからない」という方もいるでしょう。そこで今回は、特にオススメしたい絵本をいくつかご紹介します。

目次

1~2歳児にオススメの絵本/「はらぺこあおむし」

1~2歳ごろの子どもは、ある程度の言葉を理解し始め、好奇心が旺盛になる時期です。そのため、読む絵本は身の回りにある食べ物や生き物を題材としたものを選択するといいでしょう。そこでオススメしたいのが、定番中の定番ではありますが、「はらぺこあおむし」です。

日曜日に生まれた腹ペコのあおむしが、曜日ごとにさまざまなフルーツを食べていくというシンプルな物語。絵がとても鮮やかで子どもも十分に楽しめます。登場する色鮮やかなフルーツがどれもおいしそうなだけでなく、あおむしが卵から生まれサナギの姿を経てチョウへ成長する生命の神秘も描かれているため、知育にも大きな影響を与えてくれるでしょう。

3~4歳児にオススメの絵本/「みんなうんち」

3~4歳の子どもは、身の回りのことを自分一人でできるようになります。絵本の世界の登場人物に感情移入できる子も多いので、自己投影できるような絵本を選んであげるのもいいでしょう。オススメは、「みんなうんち」です。

この絵本は、さまざまな生き物のうんちについてわかりやすくコミカルに描いており、生き物の仕組みについて楽しみながら学べます。特にこのくらいの年頃の子どもにとって「うんち」は強い興味を引く単語なので、自然と絵本に入り込んでくれるでしょう。

5~6歳児にオススメの絵本/「100万回生きたねこ」

5~6歳は心身ともに発達する時期であり、感情も豊かになります。自分の環境とはまるで異なった物語も受け入れられるようになり、読める絵本の幅も広がっていきます。そこでオススメしたい絵本が「100万回生きたねこ」です。

100万回の輪廻転生を繰り返し、さまざまな飼い主から愛されるものの、「好きなのは自分だけ」という猫の物語。飼い主からの愛情を拒み、死ぬことにも抵抗がなかった猫。しかし、ある時心から愛する相手を見つけ、家族となり、最後は……という、大人でもグッとくる構成になっています。子どもに対して「誰かを愛する素晴らしさ」を知ってほしいという願いを込めて、この絵本を読んであげてもいいですね。

子どもの健やかな成長をサポートする絵本を読んであげましょう!

子どもの感受性を高めてくれるだけでなく、読み聞かせをすることで親とのコミュニケーションにもつながる絵本は、子育てをするうえで重要なアイテムです。子どもの世界観を広げるためにも、たくさんの絵本を親子の時間に取り入れてみてくださいね。