寒い冬に大活躍!ダウンジャケットの選び方は?

これからやってくる寒い冬を乗り切るため、重要となるのが服装のチョイスです。特に寒さが厳しい季節には、ダウンジャケットは大きな役割を果たしてくれます。抜群の防寒性を備えているダウンジャケットは、真冬には必須といっても過言ではありません。とはいえ、一口にダウンジャケットといっても種類や品質はさまざまであり、どれを購入すれば良いかで悩んでしまう方もいるはず。そこで今回は、ダウンジャケットの基礎知識や選ぶポイントなどについて解説します。

目次

知っておきたいダウンジャケットの基礎知識

ダウンジャケットの「ダウン」とは、水鳥に生える綿毛(ダウンボール)を指します。まるでタンポポの綿毛のようなダウンは、羽軸がなく柔らかな材質となっており、毛と毛が絡み合わないことから、たくさんの空気をため込むことが可能です。このため込んだ空気がジャケットの断熱保温材となり防寒性を高めています。また、非常に軽量であることもダウンの持ち味。ダウンジャケットには基本的にダウンとフェザーが使われていますが、ダウンが多く使われていればいるほど価格も高価となる傾向にあります。

ダウンとフェザーの違い

ダウンと混同されやすい素材として「フェザー」が挙げられます。ただし、フェザーは羽軸を持つことからから柔らかさに欠け、保温性についてもダウンほど高くありません。しかし、フェザーについている羽軸がバネの役割を担うことで型崩れを防ぐ効果があるため、ダウンジャケットにはダウンとフェザーの両方が使われています。

ダウンジャケットの選び方

どのようなダウンジャケットを選んだら良いのか悩んでしまう方は、以下のようなポイントを意識してみましょう。

使用シーンを考える

通勤などで着用する場合には電車や車など屋内で過ごす時間も多くなるため、ダウン含有量が多いジャケットを選ぶと逆に暑くなる恐れがあります。一方で、屋外で過ごす時間が多くなることが想定されるのであれば、ダウンが多く含まれたジャケットがおすすめです。

チェックしておきたいダウンジャケットの機能性

ダウンジャケットを購入する際は、一通りの機能性についてもチェックしておきましょう。まず重要となるのが「保温性」です。これは「フィルパワー」と呼ばれる数値で表され、高ければ高いほど保温性が優れていることになります。一般的には550以上であれば十分な保温性があるといえるでしょう。

その他、ダウンジャケットには耐水性・はっ水性・通気性などの性能も求められます。購入前には「はっ水加工」や温度調節しやすい工夫がされているかについても確認しておきましょう。

着なくなったダウンはリサイクルへ!

ダウンジャケットは高価ではあるものの、長く着用していれば劣化したり着用しなくなったりすることもあるはず。そんなダウンジャケットは捨てるのではくリサイクルに出してみてはいかがでしょうか。ダウンのリサイクルを行うことで、環境への配慮にもつながります。

ダウンのリサイクルについては、地域や各企業で呼びかけられているため、着なくなったダウンの処分を考えているのであれば一度調べてみましょう!

冬を前にダウンジャケットを購入しよう!

寒い冬を乗り切るには、ダウンジャケットが効果的です。ダウンにもさまざまな種類があるため、用途などをしっかりと考えてから自分に合ったものを購入しましょう!