2019年2月16日 更新

紫外線で固まる「レジン」アクセサリー作りの基本

紫外線で固まる透明な液体に、ビーズやラメを埋め込んで作るレジンアクセサリー。レジンアクセサリー作りに必要な材料は100円ショップで揃えられるので、主婦の趣味としてもお子さんの遊びとしても非常に人気です。今回はUVレジンの基本の扱い方と、揃えるべきアイテムを紹介します。

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レジンとは?

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レジンは日本語でいうと「樹脂」のこと。もともとは創作材料としてではなく、接着や硬化を目的に工業用として使われていた素材でした。レジンは日光やUVライトの紫外線を当てて固めるものとして認知を広げていますが、そういった「UVレジン」のほかに、主剤と硬化剤を混ぜて固める「エポキシレジン」という素材もあります。

「UVレジン」は安価で手に入り、扱いも簡単なので趣味のアクセサリー作りにはぴったりでしょう。エポキシレジンは加工のバリエーションが豊富で、透明度も高く仕上がるのでアクセサリー作家などのプロに重宝されています。この記事では、より気軽にアクセサリー作りが楽しめる「UVレジン」に話題を絞って、工作の手順や必要な材料をご紹介しましょう。

用意するものは?

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UVレジン工作は、好きな型にレジン液を流し込んで、色をつけて固めるのが基本の作業です。最低限の材料を揃えるだけなら500円くらいの予算で始められるます。

▼UVレジン液
作品のベースとなるUVレジン液は100円ショップや手芸屋さんで購入できます。硬化した後もある程度柔らかいソフトタイプと、硬化後にはハサミでもカットできないほどのハードタイプがあるので、完成イメージに近いほうを選びましょう。
一般的に、値段が高いもののほうが硬化不良を起こしにくいといわれています。

▼型やフレーム
レジンは、冷凍庫で氷を作るのと同じ感覚でシリコン製の型に入れてもいいですし、手芸用の金具を土台にしてもかわいらしく仕上がります。レジンの扱いに慣れるまでは、何回も繰り返し使えるシリコン製の型で練習してみてはいかがでしょうか?

▼着色剤・調色スティック
レジン液は透明なので、色は専用の着色剤を混ぜて着けます。着色剤には粉末タイプと液体タイプがあり、レジン液を均一に染めたい場合は液体のほうが扱いやすいでしょう。マニキュアでも代用可能ですが、マニキュア液の量が多すぎるとレジンが固まらなくなってしまうので注意が必要です。

着色剤をレジン液に混ぜるときは、スティックの端がヘラ型・ニードル型になっている専用の調色スティックが便利。お店に見当たらない場合は爪楊枝で代用しましょう。

▼装飾
ビーズやスパンコール、押し花など、好きな装飾を組み合わせて、世界にひとつだけのアクセサリーを作れるのがレジンの醍醐味です。手芸屋さんや100円ショップで材料を探す段階からでも結構楽しいですよ♪

▼そのほか
固めたレジンに金具やひもなどを通したいなら、穴を開けるピンバイスもあったほうが便利です。また、作品の表面にツヤを出したければ、レジン液を塗りつけるための筆も必要です。

レジンアクセサリーを上手に作るコツは?

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UVレジンは太陽光で固まるので、晴れの日は日光がよく当たる場所に放置して固めます。そのとき、透明なカップで周りを囲っておくと、固まっている途中にホコリがつくのが防げます。天気が悪いと固まらなかったり、固まるまで時間がかかったりするので、自分のペースで作業をしたいときはUVランプを買うのがおすすめです。UVランプなら、5~10分でレジンが固まります。

レジンの厚みがあるものは一度に固まりにくいので、何回かに分けて硬化させるのがきれいに作るコツです。長時間作業をしていると臭いで頭が痛くなることがあるので、換気はしっかりと行いましょう。

新しい趣味にレジンはいかが?

レジンはアクセサリーを作る過程も楽しいですし、作品を日常生活で使えるのも嬉しいポイントです。自分用にはブレスレット、ピアス、イヤリング、子ども用にはヘアゴム、ヘアピン、キーホルダーなどを作ってみましょう。暗闇で光る蓄光パウダーをレジンに混ぜれば、ハロウィンコスプレなどにも使えますよ♪
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