ストレスを抱え込まない叱り方
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叱るという行為は親子両方にストレスを与えます。本心は叱りたくないけど、どうしても叱ってしまう……そして叱り続けることで子供も委縮してしまいます。そこで上手な叱り方について考えてみましょう。
いたずらや危険なことを子供がしてしまった場合、どうしても即座に叱ってしまいがちですよね。ただ、子供は経験不足なので、その行為がどうしてダメなのかがわかりません。大人の基準では「いけないこと」や「危険なこと」かもしれませんが、子供にとってはまだその判断ができなかったり、単純に「やってみたい」と思っているだけかもしれません。どうしてもこれだけはしてほしくない場合など、いくつか『叱るポイントを絞る』ようにしましょう。
そうすると叱るべき時とそうでない時の区別ができるようになります。これができると、叱る場合もメリハリが付いて、子供の意識にもやってはダメなことが残るようになります(都合よくいかないこともありますが、メリハリは大切です)。
後回しにせずにその場で叱ること
思いつきで行動することが多いのが子供です。子供はその行為がその後、どのようなことに発展するかは想像が難しい場合が多いです。もちろん善悪の判断が付かないことも・・・。その時は「それはやってはダメ」と叱りながら、なぜなのか、子供の行為がどんな結果になるのかを丁寧に説明してあげましょう。
また極力、その時その場で叱ったり、説明してあげるようにしましょう。「周りに人がいて恥ずかしい・・・」「今は急いでいるから後で!」などと後回しにしてまうと、その時になってはなぜ叱られたのかまだ理解することが難しく、混乱してしまうことがあります。
叱った後は愛情を示すこと
子供を叱るのは子供を愛しているからです。でも、子供はそれが理解できません。もしかしたら自分は愛されていないのでは? と思ってしまうこともあります。叱った後は抱きしめてあげたり、「ママはあなたのことが大好きだよ」と伝えてあげたり、十分なスキンシップでしてあげてください。ママやパパの愛情を十分に示してあげれば、子供は自然に叱る意味を理解してくれるようになります。
まとめ
むやみやたらに叱るのではなく、叱るポイントを絞る、丁寧に説明する、そして叱った後には十分に愛情を示してあげてください。叱るのはママのためでなく、子供のためだということが伝わります。簡単にできない場合もあるかもしれませんが、ぜひ実践してみてくださいね。
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