投稿によって生み出されるデジタルタトゥー
via www.photo-ac.com
「デジタルタトゥー」とはネット上で公開した画像や発言が、本人の意思に反して永久に残ってしまうことを指す言葉です。SNSに投稿した文章や画像が不適切であると気づき、SNS上で削除をしても、誰かが画像を保存や転載をしていればその画像が悪意なく拡散される場合があります。一度誰かに知られた情報をなかったことにするのは不可能に近く、これがもとで生まれる損失は計り知れません。
子どもの写真をSNSにアップするときは、この写真はネット上に永久に残ってもおかしくないものだという認識を持ちましょう。のちに、もし子どもが自分の幼少期の画像をインターネット上から消し去りたいと強く願っても、為すすべがないというのが現状です。
子どもの写真をSNSにアップするときは、この写真はネット上に永久に残ってもおかしくないものだという認識を持ちましょう。のちに、もし子どもが自分の幼少期の画像をインターネット上から消し去りたいと強く願っても、為すすべがないというのが現状です。
公開範囲の設定だけでは対策不足である理由
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投稿内容の公開は友達のみに限定しているから大丈夫と思っていませんか?あなたが撮った写真に他の子どもが写っていて、その親である友達があなたの投稿をシェアしてしまう可能性だって十分にあることです。シェアされた写真は自分の知らないところでどんどん拡散してしまうケースもあります。
そしてSNSで怖いのはアカウントの乗っ取りやなりすましです。知り合いだと思って画像をシェアしたら悪意のある別人で、大切な個人情報や画像が悪用されてしまうこともないとは言えません。一度インターネットにアップしたものはいつ、誰の手に渡ってもおかしくないと考えた方がいいでしょう。
そしてSNSで怖いのはアカウントの乗っ取りやなりすましです。知り合いだと思って画像をシェアしたら悪意のある別人で、大切な個人情報や画像が悪用されてしまうこともないとは言えません。一度インターネットにアップしたものはいつ、誰の手に渡ってもおかしくないと考えた方がいいでしょう。
犯罪に巻き込まれるリスク
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近所の公園で子どもの写真を撮影し、それを投稿したとします。公開範囲を設定していなければ、誰もがその投稿を見ることができ、公園の様子や写りこんだ建物から場所を特定することは簡単なことです。また制服の写真や名札などが写った画像は個人を特定する手がかりとなり、声かけ事件に巻き込まれるリスクも高まります。
カメラ機能で緯度や経度などの位置情報を画像データに埋め込む機能がONになっていれば、よく行く公園やショッピングセンターだけでなく自宅の住所までピンポイントでわかってしまいます。真っ白な壁を背景に撮った写真でも、SNSの投稿を見た悪意のある人物が、その気であなたの自宅を特定し、子どもたちと接触を図ろうと思ったら…決して難しいことではないのです。
カメラ機能で緯度や経度などの位置情報を画像データに埋め込む機能がONになっていれば、よく行く公園やショッピングセンターだけでなく自宅の住所までピンポイントでわかってしまいます。真っ白な壁を背景に撮った写真でも、SNSの投稿を見た悪意のある人物が、その気であなたの自宅を特定し、子どもたちと接触を図ろうと思ったら…決して難しいことではないのです。
安易に写真をSNSに投稿するのは危険です
子どもの写真に限らず、写真をSNSに投稿する際には、位置情報が画像データに埋め込まれていないか確認することが大切です。iPhoneの場合は設定の「プライバシー」、Androidは歯車マークの位置情報メニューから設定が可能なので、写真を撮る際はこの設定をOFFにするようにしましょう。
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