2019年11月1日 更新

育児の負担が軽減できる!液体ミルクのすすめ

2019年に日本でも液体ミルクが解禁されました。調乳の必要がなくそのまま哺乳瓶に移し替えるだけで飲ませることができ、比較的長期間保存できるため、「災害時に備えておこう」と購入するお母さんが多いようです。今回は、そんな液体ミルクの特徴やメリットについてご紹介します。

335 view お気に入り 0

液体ミルクとは?

 (5349)

液体ミルクとは、缶や紙パックに入った液状タイプのミルク。同じ人工ミルクである粉ミルクとは違い、お湯に溶く「調乳」の手間が必要なく、そのまま哺乳瓶に移し替えて飲ませることができます。

日本では発売されていませんでしたが、2019年についに解禁。育児の負担を軽減するアイテムとして、大きな注目を集めました。

災害のための備えに購入する人が多い

 (5351)

液体ミルクは常温で長期間保存できるうえ、温めずに与えることもできるため、災害時などの備蓄用に最適です。お湯に溶かし、適温になるまで冷まし……という手間のかかる粉ミルクよりも手軽で、栄養も粉ミルクや母乳に劣りません。

実は、過去にも災害時への備えとして、また外出時の授乳のために、液体ミルクの国内での製造・販売を望む声は少なくありませんでした。しかし、日本では存在そのものが知られていなかったこともあり、2018年に起こった北海道地震の際には支援物資として外国から被災地に送られた液体ミルクが使用されず大きな話題に。それをきっかけに国内でも液体ミルクの基準が定められ、2019年に無事製造・販売ができるようになったのです。

液体ミルクを「普段使い」することのメリット

 (5350)

日本では母乳信仰がいまだに根強いこともあり、「液体ミルクは災害用の備え」という認識のお母さんは少なくありません。しかし、普段から外出時などに液体ミルクを飲ませて赤ちゃんに慣れさせることで、いざというときもスムーズに飲んでくれるようになります。

また、液体ミルクは母乳にも劣らず豊富な栄養を含んでいるため、母乳が出ないときの代替品としても活躍してくれます。さまざまな事情により母乳での育児ができないお母さんに、お父さんの育児に、祖父母に預けるときや外出時などに、液体ミルクは心強い味方になってくれます。

災害時にも普段使いにも便利な液体ミルク

保存がきいて調乳の必要がない液体ミルクは、多くのお母さん、お父さんの育児の負担を軽減してくれるアイテムです。今後は災害時の備えとしてはもちろん、普段からもっと気軽に使用できるアイテムになっていくことでしょう。
11 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

ロンパースはいつ頃まで?選び方は?

ロンパースはいつ頃まで?選び方は?

赤ちゃんに着せるロンパースは豊富なデザインが魅力で、ママとしてこだわりたいアイテムですよね。「ロンパースっていつ頃まで着せるもの?」と実は分からない方もいるはず。そこで今回は、「ロンパースはいつまで着せるもの」問題についてお答えするとともに、選び方のコツについても解説します。
わが子と喧嘩してしまったら……

わが子と喧嘩してしまったら……

赤ちゃんのときは喧嘩のしようもありませんでしたが、3歳ごろからわが子と喧嘩をするようになってきたと悩むママは多いのではないでしょうか。しかし、子どもとの間で喧嘩が起きるのは決して問題があるわけではありません。大切なのは、喧嘩が発生した後の対応なのです。
子どもが気に入る!手作り入園グッズのアイデア

子どもが気に入る!手作り入園グッズのアイデア

保育園や幼稚園に通う時に必要になるのが手提げ袋や体操着袋、お弁当袋などの入園グッズです。雑貨屋さんに行けば機能的な既製品がいくらでも手に入りますが、かわいい盛りのわが子の持ち物は手作りで用意したいという方も多いはずです。そこで今回はそんなお母さんに向けて、手作りの品を子どもに気に入ってもらうコツを紹介します。
カジスマ編集部 | 7,913 view
楽しみな子どもの成長、でも安全対策はしっかり!! その2

楽しみな子どもの成長、でも安全対策はしっかり!! その2

這えば立て、立てば歩めの親心 などという川柳もありますが、さあ子どもがよちよち歩き始めると、いよいよ目が離せなくなります 行動にもスピード感が増してくるので、更なる安全対策を講じたいところです
楽しみな子どもの成長、でも安全対策はしっかり!! その1

楽しみな子どもの成長、でも安全対策はしっかり!! その1

子どもの成長のスピードって目を見張るものがあり、いつの間にかズリ這いからハイハイ、つかまり立ち、ヨチヨチ歩きと、もう少しゆっくり育ってくれればいいのに、なんて思ってしまった方も多いと思います。でも、だからこそしっかり取り組んでおきたい安全対策、こちらは子どもの成長に遅れを取らないことが肝心です。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

カジスマ編集部 カジスマ編集部